大シケとなった階上地区の外洋漁場。ワカメ養殖施設の浮き玉が高波に合わせ繰り返し大きく上下、点在する浮き玉もあった(19日、岩井崎から)
急速に発達した低気圧が18日から19日に三陸沖を北上して大シケとなり、宮城県北部の養殖ワカメなどに大きな被害が発生した。県漁協の各支所が調査を進めている。収穫が始まったばかりの気仙沼市階上地区では外洋漁場を中心に深刻となりそうだ。南三陸町志津川地区ではギンザケやカキも被害を受けた。