志津川造船鉄工所の新事務所
宮城県南三陸町の有限会社志津川造船鉄工所は4月中旬、志津川漁港に面する大森地区に事務所を完成した。大震災後、工場の復旧、新造を優先し、126隻の供給に奔走。事務所は仮設のままとなっていた。念願の完成で設備投資は一段落したが、新造は来年度から激減する見通しだ。高橋幸記社長は「税金もあり、これからが大変」と話す。