宮城産カキは例年より出荷が進み、早くも終盤
宮城県産カキが記録的な高値のまま水揚げが進み、早くも終盤を迎えている。むき身10キロの共販平均価格は2月20日までの累計が1万6300円となり、前年同期を約5割、5000円上回る。身入り向上などの好条件が重なり、販路が回復、引き合いが強まったためだ。生産者は震災後、初めて一息つけるシーズンとなるが、買受人は逆ざやが膨らみ厳しいところが多くなりそうだ。