岩手大三陸水産研究センター(釜石市)と県水産技術センター(同市)、県内水面水産技術センター(八幡平市)の3者は1日、連携協力協定を締結した。「研究・技術開発」「人材交流・育成」など4分野で連携し、長引く不漁やコロナ禍で疲弊した漁業や加工業の支援につなげていく。具体的な内容は、▽サケ・マス類の海面養殖用種苗生産に向けた研究▽地域性漁業資源の調査・評価▽魚種転換を図る漁業者や加工・流通業者への技術支援▽高速・大容量通信規格「5G」を生かしたスマート漁業に関する情報共有▽研究施設の相互利用―など。協定の有効期間は2025年3月31日までで、その後は毎年更新する。