検証を重ねてきた試作機の一部
岩手大学理工学部の三好扶教授らの研究グループが取り組んできた「缶詰製造工程の定量充填(じゅうてん)作業用ロボットシステム」が、内閣府による「新技術の活用による新たな日常の構築に向けて」にリストアップされた。ロボットシステムによる作業代替や支援を行い、省人化や自動化を図るもので、2022年4月の実用化を目指している。国としても、新型コロナウイルスを契機として明らかとなった社会課題を解決するため、新たな技術革新へと発展させたいとしている。