遠別漁港に整備された新上架施設。15日に試運転を実施した
遠別漁港で建設を進めていた新上架施設がこのほど完成した。船体を4台のホイストでつり上げ、シップキャリーで移動させるクレーン式を採用。旧施設の老朽化と課題だった漂砂対策が一度に解消され、安全かつスピーディーな上架作業が実現した。管理する遠別漁協の千葉光悦組合長は「作業の効率化、安全性の向上につながる大変素晴らしい施設が完成した」と喜んでいる。