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新聞記事

久慈市漁協 養ギン越冬へ

2019年12月02日

パイプを使って馴致用いけすに投入されるギンザケの稚魚(11月26日、久慈港)


 岩手県の久慈市漁協(皀健一郎組合長)が本年度から取り組む、久慈湾でのギンザケ養殖試験の2季目がスタートした。久慈港湾口防波堤の整備に伴い、穏やかになる湾内を活用。1日までに稚魚3万3000尾を投入した。稚魚から越冬させる通年試験は今季が初で、冬場の低水温やシケの影響が焦点となる。ギンザケが品薄となる盆前に出荷し、浜の新たな収入源としたい考えだ。

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