水産庁が7月31日に発表した北西太平洋サンマ長期漁海況予報によると、今年の推定分布量は調査開始以降最低だった一昨年に次ぐ低水準となり、日本近海への来遊量は昨年を下回ると予想している。特に9月中旬までは低調に推移。組成も昨年より小型。今年も漁場は沖合化し、道東沿岸には形成されない見通しで、厳しい生産状況が懸念される。