昨年に比べやや水揚げが上向いたホッケ(3月29日、汐首漁港)
戸井漁協汐首地区の延縄船は、ババガレイの休漁期間などを利用、針に掛かるさまざまな魚種を水揚げする「雑縄」に着業している。今季は昨年まで不漁のホッケがやや上向き基調。3月上旬から操業する第五十二松丸の松田裕輔さんは「好漁だった年に比べるとまだまだだが、少しずつ水揚げが回復してくれれば」と期待。一方で昨年獲れたソイは「良型だが数は少ない」という。