宮城県のホタテ水揚げは本年度が2750トン前後となり、4月からの来年度は3700トン程度と見込まれる。東日本大震災後に約8500トンまで回復したが、大減産が3年続く。主力の半成貝養殖でへい死率が高まり、昨秋は20人が移入を見合わせた。来年度は、昨年のまひ性貝毒規制長期化から前倒しの出荷が望まれるが、これまで成育は全般的に遅れ気味。