田老町漁協は2月、これまで漁業者に任せられていた津波発生時の漁船避難方法を統一し、ルールとしてまとめた。県内の漁協では初。同漁協でメインとなる船外機船ではほとんどの場合、沖に避難する「沖出し」は行わない。動力船(3~19トン)も含め、操業中の漁船に対し、いかに津波の発生を知らせるかが課題だ。