サロマ湖の氷下漁は、全面結氷の遅れからチカやキュウリウオの水揚げ量が低調な出足で、浜値は若干高値に付いている。
常呂漁協の着業者は2軒。栄浦地区の畑中漁業では3カ所に網を建て、1月28日までに4回出荷。この日は網1カ所でチカ200キロ、キュウリウオ14箱(1箱18キロ)のほかコマイ、カレイ各2箱を水揚げした。
結氷の遅れが影響し、「例年に比べて水揚げ量は少ない」と着業者。1月8日の初セリに出荷できず、ことしは15日の初出荷となった。漁は3月中旬まで続くが「これ以上、増えることはないだろう」と話す。