発泡に海水氷とともに詰めて出荷する真ツブ。身が大きいツブを厳選している
釧路市東部漁協で第三十三圭丸(2.8トン、司口圭哉船頭)が唯一着業するツブかご漁が1日に始まった。臭いで誘う餌缶のみを使い漁獲することで「水揚げ後のツブの餌吐き、餌による臭いがない」と説明。加えて身の大きい良質なツブを厳選、高品質出荷に注力する。取り扱う店舗や市場関係者の評価も高く「餌吐きのないこれだけきれいな荷造りは見たことがない」との声もある。また司口船頭自身は店頭販促で積極的にPR、同漁協は九州など各市場へ試験出荷し販路開拓に努めている。