1尾入れ主体で大漁となった陸奥湾湾口部のマダラ(8日、脇野沢村漁協荷捌所)
青森県の陸奥湾湾口部でマダラが約30年ぶりの大漁となった。脇野沢村、佐井村の両漁協で底建網主体に12~1月、合わせて1400トンが水揚げされ、5億4000万円に上った。量、金額とも1年前のほぼ2倍。マダラ復活に活気づいた。陸奥湾に産卵に戻る群れの漁獲で、6歳魚となる平成23年生まれの稚魚の発生が良かったとみられている。復活の継続に期待がかかる。