促成の水揚げ。今季は減産の見通しだ(7月、大船地区)
道南白口浜の主産地、南かやべ漁協の本年度のコンブは、ここ数年維持してきた年間3000トン台(天然・養殖など全て合算)の水揚げを下回る見通しだ。主力の促成に加え天然も減産、2年養殖も近年同様に低水準となる見込み。過去10カ年のコンブ生産は平成19年度(2762トン)以外3000トン台をキープ。本年度も当初3000トン強を計画していたが、8月下旬現在で同漁協は「3000トンを割るのでは」とみている。