「オートシェラー」での作業。1時間当たり5760枚の処理能力を持つ
ホタテ加工など水産加工現場で労働力不足が深刻化する中、湧別漁協は9月から殻むき作業の機械化実証試験に乗り出した。株式会社ニッコー(釧路市)製の自動生むき機「オートシェラー」を使用し貝柱の品質面や生産効率を検証、ホタテ加工の新たな形態を模索している。1日には食味試験を実施。参加者60人の舌をうならせる出来映えに関係者は大きな手応えを感じていた。