岩手県の漁業指導調査船・北上丸(FRP製38トン)が竣工、沿岸の海洋観測と漁業資源の調査、把握にあたる。先代船の老朽化に伴う新船建造。資源調査では、計量魚探など最新鋭の計器と表層トロールネットなど多様な漁労機器の導入で精度を上げ、速力アップとスラスター搭載で迅速性、機動性も増した。サケ資源回復やイサダ漁場探索などでの貢献が期待される。