水産庁はこのほど、新たな資源管理の実施に向け、マイワシとマアジの2魚種4系群の資源評価結果を公表した。自然増と均衡する年間漁獲量の最大値である「最大持続生産量(MSY)」を達成する資源水準「目標管理基準値」と、MSY水準まで回復させる計画策定の基準となる「限界管理基準値」を示すもので、水産研究・教育機構がまとめた。今後、評価をもとに資源管理目標や漁獲シナリオを検討、決定する。