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新聞記事

特集一覧

掲載日:2024.07.08

道産ホッキ入荷量コロナ禍前超える-東京都中央卸売市場-


 東京都中央卸売市場のホッキ消流は主産地・北海道産の入荷量がここ4年で増加傾向だ。コロナ渦前の2019年度を超えており、キロ平均単価も上昇を続けている。2番目に入荷量が多い青森県産は減少している中、キロ平均単価は北海道産同様に上昇。仲卸業者は「加熱・生食の両方できる通年商材。漁期中は安定した入荷と卸値で顧客に供給している。欠かせない存在」と強調する。


掲載日:2024.07.08

特殊シートでの屋根遮熱により屋内の空調効率化へ


 石川県金沢市の株式会社サワヤ(尾崎竜一郎社長)の金属折板屋根向け遮熱シート「冷えルーフ」は夏の暑さや冬の結露の対策に威力を発揮する。耐候性を高めたポリエチレン系樹脂を特殊な編み込みで高強度のシートに加工。等間隔に開けた穴から暖められた空気を逃がす。2006年の発売から国内外2200カ所以上に導入されている。


掲載日:2024.07.08

高単価で震災後最高


 宮城県漁協(寺沢春彦組合長)は6月28日、2024年度通常総代会を塩釜総合支所で開き、23年度の事業報告や収支決算などを承認した。23年度は乾のりやギンザケなど主要5品目全てで数量が振るわなかったものの高単価を維持。販売事業の受託販売取扱高は前年度を0.2%上回る358億3904万円と、東日本大震災以降の最高を2年連続で更新した。


掲載日:2024.07.01

湧別産ホタテ、Q・B・Bベビーチーズ採用で認知度アップ

湧別漁協公認を強調させたポップ


 Q・B・Bベビーチーズを製造販売する六甲バター株式会社(神戸市)は、新企画・日本の名産ベビーチーズシリーズで湧別産ホタテを使った「北海道産ホタテ入りバター醤油仕立て」を製品化した。こだわりの原料に付加価値を訴求する「ご褒美気分」の商品として開発。原料を提供する湧別漁協オホーツク湧鮮館の小熊篤直販部長は「湧別のホタテ生産に興味を示してくれた。全国に湧別産をPRしてほしい」と期待する。3月から全国の主要な量販店で販売を開始している。


掲載日:2024.07.01

水畜連携で資源循環


 農業生産法人の株式会社流山(七飯町、宮本英樹代表取締役)が運営する積丹町の積丹しおかぜ羊牧場は2020年から東しゃこたん漁協の美国地区浅海部会や積丹支所青年部のウニ養殖用ホソメコンブを羊の飼料に活用し羊肉のブランド化を推進している。ウニと藻場の循環型再生産・積丹方式による持続可能な漁業の一端を担い、水産と畜産の連携に取り組んでいる。


掲載日:2024.07.01

花咲ガニやタコをネット販売、根室の味覚を食卓に

甘味があり濃厚な味わいが特長の花咲ガニ


 落石漁協で刺網やタコかごなどに着業する小川真一さんは昨年、自身が代表を務めネット販売を中心に手掛ける大伸丸水産を設立。花咲ガニやタコを販売するほかSNSも利用して魅力を発信している。花咲ガニは身入りが良いものを厳選し新鮮な状態でボイル。塩辛くなく甘味があり花咲ガニ本来の濃厚な味わいが特長。漁期中はチルド、オフ期間は冷凍品を販売する。タコは足のほかに、それを薄くスライスした商品も展開。「ゆで方はレア。刺身はもちろん、しゃぶしゃぶにもお薦め」と提案する。


掲載日:2024.07.01

寺島商会のコンブ関連機器、全道各浜に普及


 昨年4月に設立50周年を迎えた株式会社寺島商会(函館市、寺島達則社長)は、漁業者の声を参考に利便性や作業効率化などを追求したコンブ関連機器を製作販売。最近では主力の洗浄機で作業負担を軽減できるコンパクトタイプの新型を打ち出したほか、コンブの巻き取り機も製作。また、曲げ・レーザー両加工機の導入で板金加工の精度向上を図ったほか、多様な部品・文字看板などの製作も新たに手掛け関係先に提案している。


掲載日:2024.07.01

標津漁協春定置 順調に操業

船上活じめ出荷のトキサケ(6月25日、標津漁協荷捌施設)


 標津漁協の春定置は標津沖と薫別沖の2カ所で操業している。5月1日の開始から順調に推移し、トキサケが数量・金額とも昨年より伸長している。トキサケは6月22日現在で前年同期比38%増の1755尾、20%増の1900万円(税抜き)、5.5%高の3800円。サクラマスは9%減の1万2千尾、15%減の700万円、前年並みの490円。


掲載日:2024.07.01

泉澤水産養サクラマス、ASC取得後初水揚げ

サクラマスの荷揚げ(6月26日、市魚市場)


 有限会社泉澤水産(岩手県釜石市、泉澤宏社長、電話0193・55・5481)は、釜石湾で養殖するサクラマスとギンザケの水揚げを開始した。両魚種とも輸出を視野に、4月3日付で水産養殖管理協議会(ASC)の国際認証を取得。ブランド力に磨きをかけた。今季は給餌を工夫することで大型化にも成功している。7月中旬までに計400トンの生産を目指す。


掲載日:2024.07.01

さお前 計画消化し終漁


 釧路市東部漁協のさお前コンブは6月27日に初水揚げ。翌28日の操業で計画日数の2日間を消化し終漁した。雑海藻が繁茂する一方、全般的にコンブの資源状況は薄く着生漁場に船が集中。実入りなど生育状況は漁場でばらつきがあった。


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