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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2025.03.24

天候不順で消費低調-東京都豊洲市場・ニシン消流-

入荷が低調な日本海産ニシン


 東京都・豊洲市場の北海道ニシン消流は、根室や厚岸など道東からの入荷が続いて供給は維持されており、日本海不振の影響は少ない。また、旬商材の位置付けが乏しく、もともと引き合いが強くはなく、今年は天候不順で外出機会が減る要因も重なって消費マインドが低く、販売が伸び悩んでいる


掲載日:2025.03.24

とまらないふりかけ好調

北海道お土産グランプリ金賞に輝いた「とまらないふりかけ」3種セット


 各種昆布製品を加工販売する株式会社マツモト(大阪府堺市、松本紳吾社長)の「とまらないふりかけ」が継続的な人気を誇っている。「北海道お土産グランプリ」(FMノースウェーブ主催)で2年連続金賞を受賞、テレビ番組でも取り上げられ直営店・ECともに売れ筋商品のひとつに。比較的若い年齢層からも好評を得ている。


掲載日:2025.03.24

国産の密着真空包装機、低価格・使いやすさに優位性-TOSEI-

TOSEI新提案の密着真空包装機「SP-4434」


 「TOSPACK」シリーズで知られる真空包装機国内最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区)は、初出展した「スーパーマーケット・トレードショー2025」(2月12~14日、幕張メッセ)で、密着真空包装機(スキンパック)対応機を紹介し、来場者の関心を集めていた。同社による待望の国産機種で、低価格や使いやすさを追求して完成させた。食品ロス削減や売り場でのこれまでにない陳列方法など食品業界に新たな風を吹き込んでいる。


掲載日:2025.03.17

業界初の凍結完全自動化-紋別市・ヤマイチ水産、すり身新冷凍工場竣工-

自動投入搬出型連続式コンタクトフリーザー


 ニチモウ株式会社のグループ企業・紋別市の株式会社ヤマイチ水産(栗山太社長、電話0158・23・5188)が市内渚滑町7丁目に建設を進めていた魚肉すり身の新冷凍工場が竣工した。生産活動に伴う環境負荷の軽減に向け、冷凍機を地球温暖化やオゾン層破壊への影響が少ない自然冷媒に切り替え。併せてすり身業界初の製品凍結完全自動化ラインを構築した。省人化・省力化とともに品質管理水準の向上で、上質すり身の安定生産・安定供給を図っていく。


掲載日:2025.03.17

3月相場 例年並みも飲食需要 客足鈍く伸び悩み-東京都・豊洲市場、青森県産シジミ-

例年並みの相場で入荷している十三湖産シジミ


 東京都・豊洲市場の青森県産シジミ消流はボリューム層の相場が3月に入って例年並みで推移している。十三湖の大サイズでキロ1800~1700円。ただ、都内は降雨・降雪で寒さが戻る日が断続的にあって客足が鈍く、飲食需要は伸び悩んだ。


掲載日:2025.03.17

道産 安定供給へ-道荷主協会 全国荷受・商社と懇談会-


 一般社団法人北海道水産物荷主協会(会長・長谷川博之株式会社イチヤママル長谷川水産社長)は11日、札幌市の京王プラザホテル札幌で第61回全国水産物大手荷受・荷主取引懇談会を開いた。異常気象の頻発など環境変動、主要魚種の長引く漁獲低迷、エネルギー・原材料の高騰などの情勢を踏まえ、道産水産物の安定供給、評価向上の役割、使命遂行に向けた総力結集を確認した。


掲載日:2025.03.17

手軽に干物 6品開発

ブリ、サケ、アジの3商品


 イオンは電子レンジで温めるだけで手軽に魚の干物が味わえる冷蔵品、トップバリュ「レンジでおいしいひもの」シリーズ6品を開発した。4月16日から順次、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など全国の店舗で販売する。調理や骨を取るのが面倒ととらわれがちな魚、特に干物に光を当て、負担感の解消に注力した商品に仕立てた。骨・皮取り済みで焼成済みを前面に押し出し、幅広い世代に向けて訴求する。


掲載日:2025.03.17

乾燥ナマコ委託加工

製品化した乾燥ナマコ


 2024年に設立した伊達市の株式会社ヤマスイ小川シーフーズ(越橋宗次郎社長、電話0142・24・2518)が乾燥ナマコの委託加工を開始した。卓越した乾燥技術を武器に、1カ月で最大1トンの製造目標を掲げ、輸出先拡大、新ブランドの確立を目指している。


掲載日:2025.03.10

魚醤に浜の未来乗せ

市販用の魚醤3種


 「せっかく獲った魚を余すことなく」。そんな思いを乗せて、網走市ポンモイ地区の漁業者らが構想5年、完成まで3年かけて生み出した「ポンモイ魚醤」。一昨年3月には4人で合同会社ポンモイを設立し、サケ、ニシン、カスべ、ウグイ、サバを原料に本格的に製造販売に臨んでいる。特に水産流通に乗らないウグイの魚醤は札幌市のイタリア料理店のシェフに刺さり、その口伝えで想定以上の需要先を獲得。漁業者だからこその水産資源を生かし切る魚醤づくりに向き合っている。


掲載日:2025.03.03

海鮮需要盛り上げ

カキ、ホタテ、アワビなどの貝類


 札幌市のすすきのに昨年12月に誕生した新グルメスポット「ススキノデパート」は、「北海道の食のデパート」がコンセプト。ビュッフェスタイルのレストランを軸に4つの業態をワンフロアで展開する。海鮮食材は道内16の浜から直送仕入れ。運営する北海道ホテル&リゾート株式会社の小林英樹CEOは「北海道の食をさらに盛り上げていきたい」と力を込める。


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