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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2015.10.19

道東サンマ 水揚げ最低水準

 道東沖のサンマ漁の水揚げは10月に入っても低調だ。全国の漁獲量は詳しい統計が残る昭和55年以降で過去最低だった平成11年を下回る可能性がでている。主漁場はロシア水域、公海、久慈沖で、道東沖に形成されず苦戦。ロシア水域での操業は漁獲量割当(5万1730トン)を消化し、18日で終漁した。


掲載日:2015.10.19

定置の被害甚大 暴風波浪で大打撃

 北海道の秋サケ定置は今季、平成18年以来の甚大な自然災害に見舞われている。9月中旬の台風17号、10月頭の爆弾低気圧に続き、8日から9日にかけて温帯低気圧に変わった台風23号による暴風波浪の影響でオホーツク、根室海峡などで被害が発生。操業断念に追い込まれる漁場が増大するなど事態は深刻だ。


掲載日:2015.10.19

宮城・志津川湾 「あまころ牡蠣」事業化

クペールに付着した種苗のはく離(2日、津の宮漁港)

 宮城県南三陸町の志津川湾で10月、天然採苗、シングルシード(一粒種)養殖の「あまころ牡蠣」が念願の事業化となった。採苗分散で殼長15ミリ以上の約3万5000個を確保し、11人が個人養殖を開始。来年6、7月、未産卵の生食用殻付で出荷を予定、注目される。


掲載日:2015.10.12

停滞感増す国内流通

 安全・安心で質・量ともに高いポテンシャルを持つ国内のホタテ生産。シケ被害によるオホーツク海沿岸の減産で水揚量の下方修正が余儀なくされたことしは、浜値高騰で玉冷製品価格が大幅に上昇、国内消費は依然として低迷している。今後の生産量や商戦の見通し、流通対策の重点について、道漁連の大谷内優営業第一部長に聞いた。


掲載日:2015.10.12

帯広地方卸売市場 マツカワ 流通拡大へ

帯広市場に設備した活魚水槽

 帯広地方卸売市場株式会社(山室俊晴社長)は、十勝産マツカワの消流拡大への取り組みを続けている。首都圏のホテル、飲食店など本州の納入先も増えてきて、ことしサイズ選別を導入。荷造りも改良し、販売体制をレベルアップしていく。


掲載日:2015.10.05

海鮮居酒家浜焼太郎/安定仕入先確保へパートナー漁協求む

 「産直海鮮居酒家 浜焼太郎」を全国展開する(株)フードナビ(本社・東京、渡辺大河社長、電話03・5960・8688)が、素材を直接、通年安定的に仕入れできるパートナー漁協を求めている。10月にはフランチャイズ(FC)100店舗を達成し販売力は十分。北海道と東北での産地集配構想を持つなど物流機能強化にも力を入れている。


掲載日:2015.10.05

スペインに続きミラノでも-羅臼PR うま味好評

 スペインに続きミラノに――。羅臼漁協の井田一昭昆布漁業部会長らは7月、万博が開かれているミラノを訪問、現地の調理学校で羅臼昆布をPRするとともに、日本料理店を回り活用法などを聞いた。
 ことし1月に訪問したスペインでのPR同様、料理研究家で健康大使・医学博士の服部幸應・服部学園理事長から声が掛かり、調理学校で開かれる和食セミナーへ参加することに。対象は現地の料理関係者。井田部会長が原藻を手に、羅臼昆布の持つうま味や香り高さなどの特長、20工程以上にも及ぶ製品づくりを説明。日本の料理人による昆布じめなど昆布を使った和食も紹介した。


掲載日:2015.09.14

石巻・ヤマトミ GSKの冷風乾燥機でぶりの生ハム燻製風味

2台を導入している特殊冷風乾燥機。移動も容易

宮城県石巻市の㈱ヤマトミ(千葉雅俊社長、電話0225・94・7770)は、冷風乾燥機を使い、ぶりの生ハム燻製風味や、さばのみりん焼きなど調味漬けの商品を、ふっくらとうまみたっぷりに仕上げ、好評を得ている。




掲載日:2015.09.14

オホーツク活魚 さらに上行く生鮮流通

フレーク窒素氷で出荷した秋サケ(1日、札幌市場)

枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長)は今季の秋サケ商戦からフレーク窒素氷を使った生鮮の高鮮度出荷に乗り出している。細胞が凍る寸前のマイナス1~3度の氷温帯で保冷。船上で活じめした高品質そのままで消費地に届けている。


掲載日:2015.09.07

宮城・南三陸町ヤマウチ ビール好評「ほのかにホヤの味」

 ホヤのビール「海鞘エール」=写真=が好調な売れ行きだ。宮城県南三陸町の㈱ヤマウチ(山内正文社長、電話0226・46・4976)が8月25日に販売開始、同月末までに1000本を超えた。岩手県の地ビールメーカーが製造過程で志津川湾産マボヤの煮汁などを加えて生産。ホヤのように赤く、「ほのかにホヤの味がする」と評判だ。


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