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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2016.01.01

寿都産カスベ活じめ出荷/生食商材で需要拡大へ

陸の水槽に移し替えたカスベ(12月2日、寿都町)

 寿都町漁協の底建・定置業者の一部が試験的にカスベを活じめで出荷している。従来煮魚需要が中心だが、生食可能な料理素材として地元仲買の(有)米澤商店と連携して売り込み。鮮度がいいため、提供先の飲食店では従来廃棄されていた皮や肝臓も食材に利用している。


掲載日:2016.01.01

魚食復権の最前線 -鮮魚小売-

 販売の最前線である鮮魚店。量販店が料理提案など対面販売型の売り場作り、商品を自宅に届けるネットスーパーなどで消費者の利便性を高める中、札幌市で鮮魚小売を行う魚勝青野水産琴似店と、札幌多田水産さかな家に顧客獲得の戦略を聞いた。


掲載日:2015.12.14

「知内かき」本格化 身入り、作業環境とも順調

シケによる大きな脱落もなく、順調な水揚げが続くカキ(8日、中の川漁港)

 「知内かき」のブランドで知られる、上磯郡漁協知内中ノ川支所の養殖カキの水揚げが本格化している。総体的に身入りが良好。シケによる大きな脱落被害もなく、順調な水揚げで推移。貝のばらしやむき身作業などで浜が活気づいている。


掲載日:2015.11.30

加工販売、消費者つかむ /漁業経営の成長源に

いくらの箱詰め作業

 漁業者の手掛ける加工品が、手作り製法や素材本来の風味などで、本物・安全・安心志向の消費者をつかんでいる。漁業の傍らで生産量は限られるが、ニーズを意識し、漁獲物の付加価値を高めるその意欲と工夫は、特産品の創出など漁村地域の活力再生にもつながる。前浜産のPR・普及と併せて加工販売に成長源を見いだす漁業者に着目した。


掲載日:2015.11.30

さお前でこだわり昆布巻/直火窯、たれもつぎ足し

一つひとつ手作業で巻く昆布巻き

 大阪市東成区にある(株)山本(山本卓秀社長)は大正元年に創業、昆布巻きを柱の一つに製造販売する。「軟らかく仕上がる」という道東産さお前を使用。漬け込みや炊き上げには、長年にわたりつぎ足し、昆布や素材のうま味が凝縮された秘伝のたれを使うなど、こだわりの詰まった逸品。直火窯でじっくりと炊き上げる昔ながらの製法で、同社伝統の味を守り続けている。


掲載日:2015.11.23

札幌・尾白屋 「カニむき身」拡販

製造本格化に向け、導入したスチームコンベクションなど生産設備

 札幌市の北海道産品加工販売・株式会社尾白屋(辻義光社長、電話011・612・0468)は、チルドで長期間保存・使用できる「カニむき身」商品を開発した。特殊熱加工で製造後90日程度はゆでたてとそん色ない風味や食感などを保持する独自の殺菌処理技術を確立。供給、品質の安定に向けた生産体制を整え、来年から本格的に製造販売に乗り出す。


掲載日:2015.10.26

札幌大成 「ねばねば素材」で海鮮丼の素商品化

盛り付けが美しく見た目からも食欲をそそる

 カニなど卸・加工の株式会社札幌大成(札幌市、作間健太郎社長、電話011・633・8020)が8月に発売した総菜「海鮮ねばねば ぶっかけ爆弾」。水産具材5種に、「ねばねば素材」のガゴメ昆布とおくら、長いもの3種をブレンド。美容・健康、簡便志向を捉え、通販などの販路を開拓している。


掲載日:2015.10.26

石巻・ヤマトミ 高品質焼き魚を展開

 宮城県石巻市の株式会社ヤマトミ(電話0225・94・7770)は、ことし2月に完成した第2工場に最新の「循環式過熱蒸気ロースター」=写真=を導入し、ふっくらと仕上げたサバの塩焼きとみりん焼きを提供している。


掲載日:2015.10.19

道東サンマ 水揚げ最低水準

 道東沖のサンマ漁の水揚げは10月に入っても低調だ。全国の漁獲量は詳しい統計が残る昭和55年以降で過去最低だった平成11年を下回る可能性がでている。主漁場はロシア水域、公海、久慈沖で、道東沖に形成されず苦戦。ロシア水域での操業は漁獲量割当(5万1730トン)を消化し、18日で終漁した。


掲載日:2015.10.19

定置の被害甚大 暴風波浪で大打撃

 北海道の秋サケ定置は今季、平成18年以来の甚大な自然災害に見舞われている。9月中旬の台風17号、10月頭の爆弾低気圧に続き、8日から9日にかけて温帯低気圧に変わった台風23号による暴風波浪の影響でオホーツク、根室海峡などで被害が発生。操業断念に追い込まれる漁場が増大するなど事態は深刻だ。


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