電子版 電子版サンプル

新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2018.01.22

湧別1年カキ COYSTER全国展開

 湧別産1年カキを全国に広めようと、湧別漁協は今年から「漁師が恋した小さな牡蠣~COYSTER」の本格販売に力を入れる。このほど締め切ったクラウドファンディングでは当初目標の2倍となる100万円を達成。返礼品のほかポスターやのぼり、ブランドサイトの立ち上げに予算を充て、来シーズンからの全国展開を目指す。


掲載日:2018.01.15

ホッカイシマエビ「舞撰」 歯舞漁協が商標登録

「舞撰」の名称でブランド展開する歯舞産ホッカイシマエビ

 歯舞漁協は「舞撰(まいせん)」の名称で地場産ホッカイシマエビのブランド化に乗り出した。昨年11月中旬に商標登録が完了。専用ステッカーもつくり、それを貼る出荷用パックはエビの赤色が映える黒色でより丈夫なものに部会で統一。品質管理も徹底し良質な煮エビを生産する。村内茂歯舞北海えび漁業部会長は「これを機に、より一層PRに力を入れていきたい」と話す。


掲載日:2018.01.01

チルド品の劣化原因低温細菌

 「簡便でおいしく」などの消費嗜好を受け、チルド食品のほか、加熱殺菌温度を緩和し、チルド温度帯(5度~マイナス5度前後の非凍結)の流通で日持ちを確保するレトルト様食品が増えている。冷凍食品に比べ低コストで風味が良好に保たれるのが利点。ただ、冷蔵中に増殖する低温細菌の危害が存在。賞味期限の設定に当たって、専門家は「低温細菌の測定、制御が重要」と示す。


掲載日:2017.12.18

「にしんそば」に前浜産 ひやま漁協江差女性部が商品開発

試作したニシンの甘露煮

 ひやま漁協女性部江差支部(藤谷真理子支部長)は水揚げが増えている前浜産ニシンを使った商品開発に取り組んでいる。特に江差町からの要望を受け「にしんそば」に乗せる甘露煮のレシピ開発に力を入れている。


掲載日:2017.12.11

魚種・サイズ問わず連続処理可能フィレマシン

マシンへの投入。運転スイッチを押すだけ

 理工エンジニアリング(株)(高知県高知市、有光功社長)は斬新なフィレマシンを完成させた。無調整のまま簡単操作で、大型魚を魚種・サイズを問わず、混載、連続加工ができる。漁獲量が低減する一方で、地域によっては今まで見られなかった魚種が捕れるようになるなど予測が困難な時代。水産加工機械の開発を自ら行う有光社長は「このマシンがあれば、ある程度の大型魚はカバーできる」と自信を示している。


掲載日:2017.12.11

サバ自動選別装置/青森県食品総合研究所

サバの自動選別装置

 青森県産業技術センター食品総合研究所(八戸市)がサバの自動選別技術を開発、実用化した。毎分100尾をマサバ、ゴマサバの種類別と素脂肪分で分ける。「八戸前沖さば」のブランド力向上が狙いだ。選別装置は同市の加工企業で3月まで実証試験。その後、民間での導入が期待される。


掲載日:2017.12.04

札幌大成 「3D冷凍」でタラバ商品 安定供給へ

新たに導入した3Dフリーザー

 カニなど卸・加工の株式会社札幌大成(札幌市、作間健太郎社長、電話011・633・8020)では、年末年始用やギフトなどで販売が伸長しているタラバガニ1肩のシュリンクパックの生産が最盛期に入った。今年急速冷凍の新技術「3D冷凍」のフリーザーを新たに備え、商品の品質向上と併せて生産性を大幅に増強。取引先の追加注文などへの対応力を高め、安定供給に臨んでいる。


掲載日:2017.11.27

ミールの池下産業 脂の乗ったイワシを急速凍結

脂乗り抜群の大トロいわしの握り

 北海道広尾町のフィッシュミール製造・池下産業株式会社(池下藤一郎社長)は食品事業に参入する。新工場をこのほど完成させ、十勝・広尾港水揚げの厳選イワシを急速凍結し、業務用向けに出荷。ブランド名やパッケージも完成させ、顧客の獲得に乗り出している。


掲載日:2017.11.06

道産いくら しょうゆ9000円超え

高騰した生すじこ。いくらも空前の高値に

 越年在庫の払底と記録的不漁で空前の高コストとなった北海道産新物いくらの市況は、しょうゆがキロ9000円、塩が1万円を超え、前年の5割高以上に高騰している。供給量は2000トン台の最低水準が見込まれるが、末端需要は輸入冷凍卵の製品に切り替える動きも目立つ。今後の価格変動は年末商戦での消費動向に行方がかかっている。


掲載日:2017.10.30

新潟県立海洋高発 サケ魚醤「最後の一滴」

海洋高養殖のヒラメのマリネに「最後の一滴」を加えたイタリア料理

 新潟県糸魚川市の県立海洋高等学校の生徒が考案したサケの魚醤「最後の一滴」が高級イタリアンに採用されるなど活用の場が広がっている。同窓会が運営し生徒が部活動として利用する水産加工場「シーフードカンパニー能水商店」で月に3000本ほど生産。これまでは市内を中心に販売していたが、全国に向け販路を拡大させる。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る