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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2020.06.22

「北海道二海サーモン」生残率9割で一定の成果


 八雲町やひやま漁協熊石支所、落部漁協で養殖試験に取り組むトラウトサーモン(ニジマス)が17日、太平洋側の落部漁港東野地区で初水揚げされた。生残率は約9割で重量は2.7~3キロが主体。給餌や水揚げ作業などに従事した落部漁協青年部の仙石一哉部長は「サーモンが養殖できることが分かり1年目は成功だった」と話す。


掲載日:2020.06.22

貝殻さお前は着生薄く採取難航

雨天で操業が休みとなり、倉庫で行う貝殻さお前コンブの製品化(16日、友知地区)


 歯舞、落石、根室の3漁協が操業する貝殻さお前コンブ漁は、繁茂状況が芳しくなく採取は苦戦。着業者は「着生漁場を探すのが大変」などと話し、一様に厳しい表情を見せる。初水揚げの後に1週間の自主休漁を挟んだことで、おおむね生育は向上。6月半ば以降潮回りも良くなり「少しでも水揚げを増やせられれば」と、漁期後半の漁に臨んでいる。


掲載日:2020.06.15

単有海域のホタテ水揚げ順調

岸壁に並べられた単有海域のホタテ(9日、根室港)


 根室湾中部漁協の単有海域(幌茂尻沖)のホタテけた引漁は、今年から本操業に移行、6月1日に水揚げを開始した。資源状況は良好でハシリから順調な水揚げで推移、10日現在で早くも計画数量の46%を消化した。5月には過去最高となる1200万粒の稚貝を放流。未利用海域の有効活用に加え、地元雇用対策と人材育成の側面も持つ新たな漁業として期待は高い。


掲載日:2020.06.15

カフェから加工品宅配

水産加工品などが入った「かけ*はしセット」の一例


 仙台市青葉区のミライトス(株)(鈴木圭介社長、電話022・393・5836)は、宮城県内で作られた水産加工品などをセットにして市内に宅配する事業を開始した。地元の商品と消費者をつなぐ思いを込めて「かけ*はし商店」と命名。区内で経営する「綴(つづり)cafe」を拠点に、運送会社の㈱ソウルロジス(同市若林区)と連携して行っている。カフェ経営のほか、加工会社のホームページ制作や商品パッケージデザインなども手掛ける同社。新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込む取引先も多い中、鈴木社長は「販路確保のお手伝いをしたい。地元の人たちが県産品の魅力に気づくきっかけにもなれば」と意気込む。 


掲載日:2020.06.15

枝幸・オホーツク活魚が広島・福山へ商品供給


 枝幸町の(株)オホーツク活魚(藤本信治社長、電話0163・62・4553)が加工、提供する北オホーツク産の魚介類を使った料理が広島県福山市の飲食店でメニュー展開されている。定番に位置付け、自作のPОPを駆使し、店内やフェイスブックで素材の魅力を発信。認知度向上に一役買っている。


掲載日:2020.06.15

フーディソンが五反田駅改札前に「Sakanabacca」

厚岸産アサリなど各地の鮮魚をそろえた売り場


 (株)フーディソンは5日、東京都内のJR五反田駅改札前に鮮魚専門店「Sakana bacca(サカナバッカ)五反田」をオープンした。加工スペースも設け、魚をさばく様子は通行客からも見ることができる。駅改札前という今までの鮮魚店では珍しい立地に出店することで、魚に関心のなかった人にもその面白さを訴求し、魚食文化発展に貢献したい狙いもある。


掲載日:2020.06.15

えりも「春うに」フェイスブックなどで反響

「春うに」の塩水パック。オンラインショップで早期完売の人気


 えりも漁協営業部販売課がネット通販を手掛ける塩水ウニが好評を博した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今春は「えりもうに祭り」や日高振興局が旗振り役で昨年初めて開催した札幌市での即売会も中止。4月と5月は外食需要が消失し通常出荷が苦戦した一方、ネット販売で一般消費者から多数の注文が寄せられた。


掲載日:2020.06.15

斜里第一・ウトロ春定置 トキ薄漁

トキサケの出荷作業(10日、ウトロ漁協市場)


 斜里第一、ウトロ両漁協の春定置はトキサケの水揚げが振るわない。サクラマスは昨年より獲れている漁場があるものの、ニシン、ホッケなど他魚種も昨年より低調。6月に入ってブリが乗りだしている。


掲載日:2020.06.08

余市郡漁協のカキ養殖試験、6月出荷へ

活用する専用バスケット。洗浄のため引き上げる作業もスムーズ(本間幸二会長提供)


 余市郡漁協で浅海漁業などを営む有志6人が挑戦するカキ養殖試験が順調だ。昨冬からSEAPA社(オーストラリア)製の専用バスケット(養殖かご)に移し替えた種ガキはへい死も少なく成育しており、6月中に出荷する。さらに今夏から種ガキの育成段階でもバスケットを使用。作業負担の軽減を図る。


掲載日:2020.06.08

春定置のトキは各地好ペース、今月も伸び期待

荷揚げされたトキサケ。6月の伸びが注目される(3日、えりも港)


 北海道沿岸の春定置は、トキサケの水揚げが5月にまとまり、不調だった昨年に比べて全般的に好ペース。組成は小型傾向。一方、浜値は3~4割安で、3キロ台がキロ2千円割れ。日高などで5月末から途切れたが、漁業者は6月中旬以降の盛漁に期待をかけている。


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