厚岸町の株式会社ヒシナカは平成3年の法人化以来、厚岸前浜産をはじめ北海道の魚介類を全国各地の市場、業務筋などに出荷している。特にカキ、アサリ、ツブなどの貝類は、24時間清浄海水を取水、使用できる畜養設備・施設を完備。品質管理と安定供給を続け、信頼の維持に臨んでいる。
宮城県気仙沼市の(株)大晴設備工業(渡辺海司社長、電話0226・23・2707)は、魚を凍結する温度帯を零度より下げる技術を見いだし、解凍時のドリップ流出を抑えた。柵取りした刺身のうまさを保つ。6月に特許申請した。家庭でもできる簡単な技術で、マイナス20度の凍結、自然解凍でよいという。
黒部市生地にある㈱四十物昆布(四十物直之社長)は昭和24年(1949年)に創業、とろろなど昆布製品の加工販売が中心で、生地本店のほか百貨店「大和(Daiwa)」の富山・高岡両店にも直営店を構える。原藻卸も手掛け、主力の羅臼天然は世界一のレストランといわれる「noma(ノーマ)」(デンマーク)にも卸す。
宮城県女川町で冷凍の切身などを中心に製造する株式会社岡清(おかせい)。前浜直送の新鮮な魚介類が食べられる店舗「お魚いちば おかせい」で出される女川丼が人気だ。
その日穫れた新鮮な材料を山盛りにした海鮮丼で、ネタは漁次第。「今まで150種くらいつくった」と岡明彦専務はいう。
スーパーなど道外の流通業者が道内産地を回り、原料発掘から商品開発まで行う手法で道産商材を調達、商品力の強化に動いている。産地と末端売り場の動向を熟知した専門家がコーディネート。道内加工メーカーも末端との直接取引、本州マーケットへの販売拡大の窓口として着目、商品提案に臨んでいる。
札幌市中央卸売市場の荷受、丸水札幌中央水産㈱への事業譲渡で、4月1日に発足した新生・株式会社一印旭川魚卸売市場。道北の水産物流通拠点として顧客満足度の向上、道外マーケットへの販売拡大などを成長戦略に新たな一歩を踏み出している。竹田剛社長(56)に経営方針などを聞いた。
東北地方の水産加工品が一堂に集結した「東北復興水産加工品展示商談会2015」が、16、17の両日、仙台市の仙台国際センターで開催された。青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県から計96社の水産加工業者が出展し、各ブースで自社製品をPRした。
株式会社帝国データバンク釧路支店が集計した2014年の道内水産加工業売上高ランキングによると、釧路市の株式会社マルサ笹谷商店が前年の3位から4年ぶりに1位となった。また、上位100社の売上高合計は、2004年の調査開始以降で最高額だった。
宮城県女川町の㈱マルキン(鈴木欣一郎社長、電話0225・50・2688)は、一年じゅうおいしく食べられるカキ「黄金牡蠣」と、養殖ギンザケ「銀王」のブランドで知られている。
鈴木社長は、昭和52年に女川で初めてギンザケの養殖を手がけたパイオニア。
ウトロ漁協の相原晋一うに漁業部会長が手掛ける塩ウニが人気だ。従来は生ウニを出荷していたが、2年前から塩ウニに切り替えた。道の駅「うとろ・シリエトク」の漁協直売店「ごっこや」で販売されている。