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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2016.12.12

三陸のマダラ、宮古が相場リード

宮古市場でまとまる延縄漁獲のマダラ上場(9日)

 三陸のマダラ水揚げは12月、宮古市場の延縄上場がまとまり、石巻市場の刺網と延縄はまだ低調だ。両市場とも好値で、石巻の買受人が宮古で買い付け三陸の相場形成をリード。資源では、大震災後の宮城県での一時的な休漁で増えたが、以前に戻ったとの見方が生産者、市場にある。
 投縄当日に水揚げする船が大半で、全船がオス・メス込みで仕立てる。昨年と同様に洋野町~釜石市の約30隻が陸送で上場するが、天候のほか、アワビ開口などで隻数が日により変動。
 同市場では「価格は小さいサイズも含め全般的に去年より高い。石巻の業者が買っているから高く、上場の8割方を買い付け。石巻の水揚げが当てにならないのか、こっちで確保しているようだ。ここの買受人は欲しいときに高値で買うような状況」とみている 


掲載日:2016.12.12

上野にサバ定食専門店/鯖や、米問屋とタッグ

金の鯖定食

 サバ料理専門店を運営する㈱鯖や(大阪府豊中市、右田孝宣社長)と、米穀卸大手の神明(神戸市、藤尾益雄社長)は9日、東京・上野の上野マルイ店内にサバ料理の新たな定食業態「SABAR+(サバープラス)」をオープンした。
 米とサバの消費拡大に向け、両社が5月に締結した業務提携の一環。若年層による米離れ、魚離れに対する危機感を募らせていた。
 既存のSABARが居酒屋形態なのに対し、新店舗はランチがメーン。若年層をターゲットに、焼きサバや煮サバなどの定食を千円前後で販売する。同店限定の「金の鯖定食」はご飯に「金のいぶき」を使用。栄養価の高い胚芽が通常より約3倍大きい新品種の玄米で、血流改善に良いといわれるGABAやビタミンEも豊富に含んでいる。


掲載日:2016.12.05

毛ガニ品薄強含み

年末商戦直前の冷凍毛ガニ(11月25日、札幌市中央卸売市場)

 北海道産毛ガニは今年も小サイズの冷凍在庫が低水準で年末商戦を迎える。主力産地のオホーツク海で大中主体の水揚げとなったのが要因。加えて、ふるさと納税の返礼品で需要が増大し、供給量がタイト。一方、末端の消流は訪日外国人観光客向けにホテルや飲食店からの引き合いが堅調。相場は強含みの様相だ。


掲載日:2016.12.05

根室の吉田水産 キンコ需要拡大へ

キンコのボイル乾燥品(左)と粉末(右)

 根室市のセンウロコ吉田水産株式会社(吉田勲社長、電話0153・23・4841)は長年にわたり根室海峡に生息するキンコ(地方名・フジコ)の需要拡大に臨んでいる。ボイル乾燥品の食材普及に加え、粉末で健康食品などの活用にも注力。抗がん作用が脚光を浴びてきたナマコと同一成分の含有もアピールし、注目度を高めていく。


掲載日:2016.12.05

はぼまい昆布しょうゆ贅沢仕上げ

はぼまい昆布しょうゆ贅沢仕上げ」のCMカットの一部

 歯舞漁協の新商品「はぼまい昆布しょうゆ贅沢仕上げ」は、歯舞産ナガコンブ1等の使用を従来製品に比べ20%も増量、その名の通り天然昆布のうま味がぜいたくに入った逸品だ。


掲載日:2016.12.05

親製品 内販向け値上げもコスト吸収厳しく

 記録的不漁でいくら同様に近年にないコストに付いているドレスやフィレーなどの親製品。国内向けは値上げに応じ一部成約が進んでいるものの、コスト高を吸収しながらの厳しい商戦展開。一方、輸出向けは前評判通り中国の原料需要が低迷したままだ。


掲載日:2016.12.05

札幌市場マダラ 需要期で卸値復調

 道産のマダラは需要期に入った。引き合いは根室、釧路、三陸などの加工筋中心。札幌市中央卸売市場のオスの相場は11月中旬に高値疲れで値崩れしたが、11月下旬では卸値でキロ850~800円と復調した。


掲載日:2016.12.05

別格の揚げかまぼこ 塩竈の阿部善商店「政宗逸品」

杉の木箱入りのディップとのセット。さらに風呂敷で包んだものや巾着入りなどもある

 塩竈市の株式会社阿部善商店(阿部善久社長・電話022・364・2155)は、昭和元年からさつま揚げを中心に揚げかまぼこを作ってきた。そのなかでも最上級のブランドが「政宗逸品」。新商品を開発しても大手に追随されることが多かった同社が「他の追随を許さない」商品の検討を重ねて生まれた。


掲載日:2016.11.28

ヨーカドー釧路店 地場産充実で集客

水産売り場に陣取る「北釧鯖」コーナー

 株式会社イトーヨーカ堂の釧路店(三浦健一店長)は、釧路・道東産の情報発信、消流の要所として存在感を高めている。サバ、イワシなど「新ブランド」をはじめ、クロハモ、マツカワなど品ぞろえを充実。併せて定期的にPR催事にも取り組む。消費行動の多様化などで全国画一型の総合スーパーが苦戦する中、「地域密着」で顧客満足や生産者の信頼を積み上げ、集客につなげている。


掲載日:2016.11.28

函館の回転ずし 「函太郎」が東京進出

「にっぽん、グルメ街道」内に開店した「函太郎」

 回転ずし「函太郎」を展開する株式会社吉仙(函館市)は22日、東京駅八重洲口の商業施設「東京駅一番街」に同日開業した新ゾーン「にっぽん、グルメ街道」内に立ち食い店をオープンさせた。同社初業態。


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