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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2014.11.17

宮城のホタテ 半成貝移入が本格化

歌津地区での半成貝の耳づり(12日)

 宮城県のホタテ養殖産地で12日、北海道産半成貝の移入、耳づりが全域的に本格化した。小さかった昨年より成長の良い道内産が多い様子で、歓迎されている。変形貝や空貝(死貝)などもわずかで、引き続き十分な選別による大きめの健苗が望まれている。


掲載日:2014.11.17

両貝冷凍3万トン超え確実 依然旺盛な中国需要

 中国のホタテ需要が依然として高い。関係者によると国内の原貝量は品薄状態。このため今季の両貝冷凍輸出は昨季以上の3万トン超えが確実視されている。円安進行に加え中国最大手・子島集団の減産も絡み、ホタテ輸出に一層拍車が掛かりそうだ。


掲載日:2014.11.10

いぶり噴火湾漁協 有珠地区も入札導入

 いぶり噴火湾漁協の伊達支所が今季から導入した入札は、10月下旬から有珠地区でも始まった。キロ283円でスタートした有珠は280円台後半で推移。伊達は6日に315円の最高値を付けている。


掲載日:2014.11.10

歌津のホタテ 地種耳づり再開

田の浦地区で再開した地種の耳づり

 宮城県北部の県漁協歌津支所管内で、大震災後初となるホタテ地場採苗貝(地種)の耳づりが進んでいる。震災後に種苗を地種から北海道産半成貝に切り替えたが、昨年の採苗で6人が耳づりを再開した。田の浦地区ではへい死が激減、成長も良好で拡大に期待がかかるが、人手不足がネックだ。


掲載日:2014.11.03

能取湖・サロマ湖 ホタテ養殖新たな挑戦

耳づりした2年貝(10月23日、卯原内地区)

 能取湖やサロマ湖のホタテ養殖で新たな挑戦が始まっている。稚貝出荷を柱とする西網走漁協では、半数以上の漁家が成貝出荷の試験操業を開始。佐呂間漁協の1漁家は、秋に行う耳づりを春に試行した。いずれの取り組みも、ことし初めての出荷を終えて、さまざまな課題が見えてきた。


掲載日:2014.10.27

網走漁協 漁獲高過去2番目

ホタテの水揚げ作業。順調な操業で計画を達成した(23日、網走港)

 網走漁協のけた引漁は、先週末で年間計画量を達成し、残り1週間で最後の追い込みをかける。水揚げ金額は23日現在で昨年に続き過去2番目に多い22億円となった。


掲載日:2014.10.20

いぶり噴火湾伊達 入札300円台突入

 いぶり噴火湾漁協伊達支所で始まった2年貝の入札価格は、キロ300円を突破し16日に306円まで高騰した。ホタテ需要の高さの表れとみる関係者が多く、10月下期からは入札に上場する軒数が増える見通しだ。


掲載日:2014.10.13

気仙沼のオサベフーズ/サーモンフライなど給食向け実績基礎に

ほど良い食感でサケ本来の味が堪能できるサーモンフライ

 宮城県気仙沼市の冷凍食品製造販売・㈱オサベフーズ(澤英機社長)はことし、主力の給食向けに加え、流通大手のイオングループと連携し、東北エリアでの販売に乗り出している。「サーモンフライ」など、調理専門従業員と新商品試作を繰り広げてきた自慢の商品を展開している。
 同社は昭和63年に陸前高田市に本社工場を設立。平成19年に気仙沼市にハンバーグ専門工場とメンチカツ工場を開設して多彩な食品加工事業を展開してきた。
 震災で気仙沼市と陸前高田市の3工場が全壊。気仙沼市岩月の工場を修復し、震災翌年4月から再開した。陸前高田市では、竹駒町の元食品工場を譲り受けて改装し「岩手工場」として昨年4月に稼働を開始した。


掲載日:2014.10.13

鹿部漁協ホタテ 耳づり成長良好、稚貝本分散は6割終了

選別機で振り分ける稚貝の分散作業(8日、鹿部漁港)

 鹿部漁協のホタテ養殖漁家は、来春出荷予定の耳づり貝に例年並みのへい死があるものの「成長は良好」と話している。一方、本格化している稚貝の本分散作業は6割の漁家で終了した。


掲載日:2014.10.06

商戦展望 道漁連・崎出常務に聞く

 北海道で40万トン以上の安定した水揚量を確立しているホタテ漁業。近年、海外輸出が浜値をけん引し、製品価格は高値基調となる中、縮小する国内消費の回復が大きな課題だ。低迷する国内市場の販売戦略や海外市場の需要拡大など、課題解決に向けた今後の焦点について道漁連の崎出弘和常務に話を聞いた。


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