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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2019.02.18

噴火湾ホタテ加工貝 渡島、数軒が水揚げ

昨年の加工貝出荷作業(森漁協)。今年はかごに入れ出荷する漁家が多い


 渡島噴火湾の6単協では、2月上旬から数軒が加工貝(2年貝)の水揚げを始めた。生存率の低い耳づりから揚げているため、どの単協も日産数トンと少量。浜値はキロ200円台前半で推移している。生存率の高い耳づりは成長を伸ばすため極力温存。出荷は3月に集中する見通し。


掲載日:2019.02.11

尾岱沼 ホタテ活需要強く高値傾向

荷揚げされたホタテ。冬場はシートで覆い鮮度を保持する


 根室海峡共同海区のけた引は、2月から全5海域の操業を開始した。シケ早く定時操業は数日と苦戦する中、昨季同様、空貝も目立つため「計画達成は微妙な感じだがなんとかクリアしたい」と着業者。今後は日産280トン前後の水揚げが続く見通し。一方浜値はL、M中心の漁場で高値キロ400円台、S以下は活需要がけん引し300円前後と堅調だ。


掲載日:2019.02.04

オ海ホタテけた引 19年計画29万4800トン


 オホーツク海けた引漁の2019年水揚げ計画は前年実績比10%増の29万4800トンとなった。北部の宗谷、猿払村、南部の常呂が4万トン超え。12単協中8単協で増産を計画している。このうち3月から始まる漁場造成は1万トン台前半と見込まれ、昨年の3倍に増える見通し。


掲載日:2019.01.28

噴火湾加工貝、大量へい死で7割減産

出荷されている加工貝


 加工貝(2年貝)の大量へい死が発生している噴火湾の今季計画量は、7単協合わせ21000トンと試算された。昨季実績比67%減と低水準で、一昨年に近い数量まで落ち込む見通し。渡島6単協は長万部、落部が4千トン台、ほか4単協は2千トン前後に下方修正。出荷は2月以降本格化する。


掲載日:2019.01.21

いぶり噴火湾加工貝1050トン出荷

加工貝の出荷作業。空貝の選別にも時間を要する(9日、礼文地区)


 いぶり噴火湾漁協の今季の加工貝(2年貝)出荷は、昨年9月から1月15日で1050トンとなった。下方修正後の計画量に対する達成率は2割にとどまる。年明けに虻田地区も開始し全5地区がそろったものの大量へい死の影響で大幅に減産。遅い時期の耳づりはへい死率が高く1本の重量は3キロ前後まで減少。着業者は一昨年来の厳しい操業を強いられている。計画量は当初9250㌧に設定したが、その後へい死は予想以上に進行しており、昨季実績比64%減の5000㌧に下方修正している。


掲載日:2019.01.14

野付尾岱沼ホタテ 日産150~190トンで開始


 野付漁協の尾岱沼漁港に水揚げする根室海峡共同海区のけた引は7日、2019年シーズンの操業を開始した。3海域で日産150~190トンと順調な出足。19年計画は昨年の当初計画とほぼ同じ1万9800トンに設定した。


掲載日:2019.01.01

オ海ホタテ今年も小型予想

 昨年の価格修正で末端消費に勢いを付けた玉冷需要。内販は5年ぶりの1万トン超えが堅く6年ぶりに輸出を上回った。ただ原貝増産の半面、小型化で前年並みの供給量。余剰分は活貝や冷凍両貝に仕向けた。今年のオホーツクはさらに増産し小型予想。荷動きは昨年とほぼ同様の公算が高い。


掲載日:2019.01.01

三陸のホタテ貝毒 再発はシストが鍵

 昨年は三陸沿岸でまひ性貝毒がかつてないほどの猛威をふるい、特にホタテでダメージが広がり深刻となった。貝柱製品向け水揚げの条件が緩和され出荷回復が図られたが、今年以降の貝毒再発懸念が強まっているほか、海域によってはワカメなど他養殖種への変更を模索する動きもある。専門家に再発リスクなどを聞くとともに、発売が待たれる貝毒検査キットを取材。水揚げ条件緩和とその後の動きも追った。


掲載日:2018.12.17

陸奥湾ホタテ高いへい死率 18年産稚貝、過去4番目

 陸奥湾の2018年度秋季実態調査結果によると、18年産(稚貝)のへい死率は分散済みの全湾平均値が7.0%で、平年値(過去33年間の平均値)を2.7ポイント上回り過去4番目の高さとなった。殻長はやや下回る程度だが全重量は1.4グラムで平年値より1.1グラムも低下。県は稚貝やキヌマトイガイの大量付着による餌不足や間引き作業の遅れを指摘している。一方、17年産(新貝)のへい死率は23.1%で平年値より9.3ポイント高かった。


掲載日:2018.12.17

ホタテけた引 常呂、来季計画は4万トン

常呂漁協のホタテ水揚げ作業(6月)

 常呂漁協の来季の外海ホタテけた引計画量は4万トンに決まった。漁場造成を含む数量で2014年以来5年ぶりの4万トン台を想定。爆弾低気圧被害前の水揚げ水準に回復する見通しだ。


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