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新聞記事

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掲載日:2023.09.04

豊かな海づくり大会、38年ぶり北海道開催


 「第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会」が9月16、17日の2日間、厚岸町・釧路市で開かれる。主要・関連行事を通し、世界的に問題となっている海洋プラスチックごみ対策など環境保全への国民の意識を高めるとともに、豊かな海の恵みを守り次世代に継承する生産者のさまざまな取り組みや思いを全国に発信。併せて道産水産物の魅力をアピールし、ブランド力の向上など水産業の活性化につなげていく。


掲載日:2023.09.04

事業推進へ全戸訪問-道JF共済推進本部、女性連役員と協議-


 道JF共済推進本部(奈良満会長)は8月29日、札幌市の第2水産ビルで、26回目となる道女性連(高松美津枝会長)役員との共済推進協議会を開いた。女性疾病入院特約「りぼん」など最新の医療保障の普及拡大などチョコーの保有保障金額維持・医療保障金額の増大、くらしの保有補償金額の増大など新3カ年計画初年度の活動方針を情報共有。コロナ禍の行動制限緩和を踏まえ、全道訪問活動を重点施策に漁協女性部の研修会開催、チョコー医療共済拡大の全道キャンペーンなどを推進していくことを確認した。


掲載日:2023.09.04

石巻、米国向け輸出本格化へ


 宮城県石巻市で、水産加工品の対米輸出を強化する動きが本格化してきた。石巻食品輸出振興協議会の下、株式会社マルカ髙橋水産の「活タコの炙り焼き」を8月、全米展開の回転ずしチェーンに供給。現地では今年度中に石巻産をPRするフェア開催も計画する。東京電力福島第一原発のALPS処理水の海洋放出で禁輸措置を発動する国もある中、輸出拡大が見込める米国市場をターゲットに「稼げる水産業」の実現を目指す。


掲載日:2023.09.04

レストラン3年ぶり再開機に苫前産ミズダコ採用


 東京都日本橋の5つ星ホテル「マンダリンオリエンタル東京」は、レストランの「ヴェンタリオ」を3年ぶりに再開した。これを契機に食材の調達方針でサステイナブルフードの位置付けを強化。水産物では苫前町でFIP(漁業改善プロジェクト)に取り組むinaka BLUE(小笠原宏一代表)が提供するミズダコ、千葉県船橋市の海光物産株式会社が生産する「旬〆すずき」が採用された。


掲載日:2023.08.28

国内外の秋サケ販路再構


 30日に開幕する北海道の秋サケ定置網漁。水揚げの回復傾向に対応した原魚の円滑処理に加えて、今季はロシア、北米のマスが好漁、東京電力福島第一原発のALPS処理水海洋放出による中国などの日本産への輸入規制など消流に及ぼす懸念材料を抱えている。道漁連の鳥毛康成参事兼販売第二部長に商戦展望、流通対策の重点などを聞いた。


掲載日:2023.08.28

季節先取り、集客仕掛け-生秋サケ首都圏流通-


 首都圏の量販店では、8月中旬から「北海道産生秋サケ」とうたった切り身を提供し、季節の先取りで集客に乗り出す店も現れた。近年は水揚げ不振が続いていたが、昨年は10月に入って入荷も増えて巻き返しを図れたことに加え、引き続き不振なサンマに替わる商材として重点的に販売を仕掛ける場面も多く、売り上げが前年比増で着地した店舗も少なくなかった。今年も旬を訴求できる商材として各店は品ぞろえに注力していく。


掲載日:2023.08.14

最新トレンドここに-第25回シーフードショー


 第25回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(大日本水産会主催)が23~25日、東京ビッグサイトで開催される。前年を上回る1267小間は、出展者数・小間数ともにコロナ禍前に迫る規模。来場者数2万5千人を目標とし、コロナ禍からの水産業界の脱却となる機会とする。


掲載日:2023.08.14

誉食品「ほたて松前漬」新規に容器入りタイプ


 函館市の株式会社誉食品(熊谷輝彦社長、電話0138・86・9291)は、噴火湾産ベビーホタテを使用した「ほたて松前漬」のプラスチック容器入りタイプを新たに打ち出した=写真。看板商品の松前漬で、需要が回復してきた土産品や、ギフト向けの単品・セット商品を充実し、販売拡大に臨んでいる。


掲載日:2023.07.31

福島の加工品大集合

試食で振る舞われるマルリフーズの「松川浦かけるあおさ」


 福島県浜通り地方の水産加工品を集めたフェア「常磐大漁市」が8月1~8日、JR仙台駅2階ステンドグラス前で開かれる。メヒカリのから揚げやサンマの干物、アオサの加工品などを販売するほか、5、6の両日は試食コーナーも開設。常磐ものの魅力を伝え、取引先の開拓につなげる。時間は午前10時~午後8時(最終日は7時)。浜通りを中心とする15市町村の事業者の販路拡大を支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の一環で、公益社団法人福島相双復興推進機構の主催。本年度は全国各地で第5弾まで計画されており、第3弾の今回は「東北物産展」に出展する形をとる。


掲載日:2023.07.31

岩手県普代村のカネシメ水産「鮭醤」のCF開始

こくの強い「濁り」(左)と上品な「クリア」


 岩手県普代村の有限会社カネシメ水産(金子太一社長)は25日、新商品の魚醤「鮭醤-KEISHO-」の発売に向け、クラウドファンディング(CF)サイト「Makuake」で資金調達を始めた。商品発表直前に工場が全焼。再起の足がかりに販売を決意した。今後も基盤の鮮魚・活魚販売に注力しながら新たな商品開発に取り組んでいく。


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