岩手県大船渡市の鎌田水産株式会社(鎌田仁社長)が製造販売している即席スープ「ふわとろめかぶ」は、フリーズドライで手軽に食べられる簡便さが受け、好評だ。全国に販路が広がっており、営業担当者は「年間販売目標は100万個」と意気込む。
大阪府八尾市の有限会社浪花昆布茶本舗(大山喜隆社長)は、白口浜真昆布を原料にした昆布茶専門メーカー。人気の「昆布茶きざみ昆布入り」や「梅こぶ茶しそ葉入り」のほか、湯を注ぐと昆布を形抜きした「寿」の文字が浮かび上がる「寿茶」などアイデア商品も展開する。製造工場では衛生・品質管理を徹底。キッチンスペースを設置し、簡単レシピや新商品開発にも取り組んでいる。
加工販売など約30社でつくる「をぐら昆布系友会」(会長・山本博史株式会社小倉屋山本社長)は2日、大阪市立住吉区民センターでことし最後の「だしの取り方教室」を開いた。主婦ら参加13人に、一番だしの取り方や銘柄別の特長を教えたほか、だしがらの活用法も紹介、昆布の魅力を伝えた。
八雲町東野でヤマト外崎水産を営む落部漁協の外崎正廣さんは、前浜産のホタテ、タコ、ツブなどで燻製などの加工品作りに励んでいる。ことしから八雲町情報交流物産館「丘の駅」で本格的に販売を開始。「商品として買ってもらえるのがうれしい」と笑顔を見せる。
鹿部町のたらこメーカー・株式会社丸鮮道場水産(道場登社長、電話01372・7・2523)は、鹿部・噴火湾産を使った「燻製たらこ」を商品化した。岩見沢市の燻製メーカー「市川燻製屋本舗」と共同開発。新機軸のたらこで噴火湾産のおいしさを訴求していく。
北海道の秋サケは4日でようやく10万トン台に乗せた。日本海では終漁、釧勝地区では1日置きの操業に移っている漁協もあり日量は下降傾向。今季実績は10万トン台が濃厚になりつつあるが、今後の上積みは、根室海峡や日高、オホーツクの最終盤に加え、後期群が厚い胆振、噴火湾、道南の伸びが焦点となる。
岩手県大船渡市特産のカキをメーンに海産物のブランド化を図ろうと、カキ生産者や水産加工業者、飲食、観光関連の4者による「大船渡6次連携ブランド開発グループ」が発足した。新商品開発、大船渡湾内での「カキ尽くし屋形船」の運航などの取り組みを計画しており、「復興応援・キリン絆プロジェクト」が3千万円を支援。29日に事業発表や贈呈式が行われた。
日高中央漁協所属の柵山漁業部(柵山正男代表)は40年ほど前に有限会社柵山水産(浦河町月寒)を立ち上げ、加工品の小口販売を行っている。原料は市場から一部仕入れているが、自営船・第28漁運丸で漁獲した前浜産を原則使用。鮮度の良さを生かした商品が評判を呼び、口コミで固定客を広げている。
アワビやナマコなどの密漁が後を絶たない。平成20年に罰則が強化され、21年からは築地など東日本の多くの消費地卸売市場で密漁物の流通を防ぐ仕組みが整ったが、根絶にはほど遠い状況だ。組織化や巧妙化に加え、大震災の影響も指摘されている。産地では一層の罰則強化、密漁防止活動に係る補助事業復活を望んでいる。
オホーツク管内のカキ水揚げシーズンが到来した。サロマ湖では10月上旬に出荷を開始した湧別、常呂漁協に加え、佐呂間漁協も中旬にスタート。小型サイズだが身入りは徐々に上向いており、11月中旬ごろから本格化。網走漁協の藻琴湖産は12月から出荷が始まる。