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掲載日:2023.02.20

釧路市東部漁協ホッキ、順調に操業後半入り

凍結を防ぐためクーラーボックスに入れられたホッキ(2月8日)


 釧路市東部漁協のホッキけた引漁は、1月に比較的操業日数を稼ぎ2月中旬までに各船漁獲ノルマの半分を消化、操業後半へと入っている。


掲載日:2023.02.20

天塩でマガレイ好調

キロ400円台中盤の好値を付けているマガレイ(2月15日、天塩地区)


 北るもい漁協天塩支所でカレイ刺網が好漁している。マガレイ中心に大主体で、1反当たり50~60キロと好調。日量の多い着業者は1トンを超える。浜値はキロ400円台中盤と好値を付け、一時は700円台に上昇する日もあった。一方、例年同様にトドやアザラシの食害が見られ、投網する場所を入れ替えながら対応している。


掲載日:2023.02.20

富山市、昆布購入金額首位奪還


 総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯当たり(2人以上)の昆布購入金額は、富山市が全国主要都市の中で最も多く、2年ぶりに首位に返り咲いた。昆布つくだ煮は長野市が前年(2021年)から大きく順位を上げ首位となった。


掲載日:2023.02.20

石狩湾ニシンは今後の増産期待

余市郡漁協市場のメスニシン。漁業者による選別で価格評価を獲得(2月14日)


 日本海沿岸のニシン刺網が1月中旬の石狩管内を皮切りに始まった。1月31日現在の累計数量は前年同期比4.7倍の296トンと増産している。特に1月に数量がまとまった小樽市漁協がけん引。主産地・石狩湾漁協の着業者は「1月はシケが多かった」と話し、盛漁期での操業回数や漁獲量の伸長に期待をつなぐ。


掲載日:2023.02.20

留萌管内三陸向け半成貝、前年並み規模か


 留萌管内4単協(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の三陸向け半成貝は、昨年11月~今年1月で前年同期比1割増1533トンに達した。年末年始にかけ荒天が多く、新星マリン、北るもいは出荷作業がずれ込み順次再開する。3月までに終える見通しで、最終的には2021年度並みの出荷量が見込まれる。


掲載日:2023.02.13

野付漁協、特大ホッキのブランド誕生

ホッキ部会が作成したステッカー


 野付漁協がホッキのブランド化に乗り出した。全体水揚げの数パーセントと極めて少ない1玉500グラム以上を特大に設定し「野付龍神ジャンボホッキ」と命名。殻長で選別する大サイズとの差別化を図り、希少サイズに付加価値を加えたことで浜値は堅調に維持している。買受人は「しっかり選別され、注文にも対応しやすくなった」と太鼓判。ホッキ部会はステッカーを作成しPRしている。


掲載日:2023.02.13

苫小牧漁協ホッキ加工品販売を強化


 苫小牧漁協は、ホッキの加工品販売に力を入れている。鮮度など品質面はもちろん、食べやすさといった簡便性も意識。下処理・ボイル済みの冷凍商品を打ち出した。2022年11月から苫小牧市内の量販店で販売されている。商品名は「湯呑みのほっき貝」。真空パックで内容量は300グラム=写真。解凍後、刺身でそのまま食べられる。同漁協が原料を市場で買い付け。殻むきやボイル処理、急速冷凍、真空パック包装など主要な加工作業は地元のマルゼン食品株式会社に依頼している。商品の箱詰め作業は同漁協で手掛けている。


掲載日:2023.02.13

漁業生産2032年目標150万トン、3122億円


 道水産林務部は、2023年度から当面5カ年間の水産業・漁村の振興に関する施策の展開方向を示す「北海道水産業・漁村振興推進計画(第5期)」の計画案を策定した。10年後の32年に漁業生産を150万トン、3122億円にすることを目標に設定。すう勢は100万トン、1921億円と直近の20年を下回る予測値で、生産の回復に加え、資源管理や栽培漁業の取り組み強化、漁業経営体の育成、就業者の確保、水産物の競争力強化などの施策を総合的に進めて増大を図る。


掲載日:2023.02.13

証明書交付や補助金創設で輸出拡大へ支援


 札幌市中央卸売市場は、農水産品の輸出拡大に取り組む市場関係事業者の支援に乗り出している。昨年秋に各種輸出証明書の交付業務を開始。新年度には海外販路の開拓・拡大など輸出事業を対象とした補助金を新設する。価格形成など卸売市場の機能を生かした輸出を促進し、市場流通の増大や事業者の経営安定、産地の振興につなげていく。


掲載日:2023.02.13

道機船連、昨年の学校給食向け総供給数通常ベースで過去最高に


 道機船連(風無成一会長)が主要魚種・スケソ、ホッケの付加価値向上・消費拡大策で取り組む学校給食製品供給事業の2022年の総供給数は137万7890食となった。コロナ禍に伴う道の支援事業による供給数を除いた通常ベースでは21年(107万2250食)の過去最高を更新した。学校給食製品供給事業は、所属沖底船の主力魚種・スケソ、ホッケの付加価値対策で04年からフライ製品などの開発・販売に着手。08年以降、道内をはじめ関東以北の小・中学校給食向けに本格的に提案・供給を行ってきた。


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