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掲載日:2024.02.12

岩手アワビ101トンで終漁、単価35%安


 岩手県の2023年度アワビ漁が終了した。県漁連のまとめによると、1号品の水揚量は101トン(前年比9%減)で、金額は8億9354万円(同41%減)、10キロ当たりの平均単価は8万8547円(同35%安)。アワビ資源の小型化や肥満度の低下、ALPS処理水の海洋放出など、さまざまな要因が複合的に絡み、厳しい共販実績となった。


掲載日:2024.02.12

標津町のマルサフーズ、店舗経営の新規事業


 標津町の水産加工・有限会社マルサフーズ(戸田智之社長、電話0153・82・2116)は、地元の食品・食材の発信拠点となる店舗経営の新規事業に乗り出している。昨年春に新施設「海鮮スイーツファクトリー ホニコイ」を開設=写真。一昨年発売した中華まん「北の海鮮まん」や秋サケ・ホタテなどの自社加工品のほか、地元の生産者・水産加工業者が手掛ける商品など特産品を幅広く取りそろえ、地域住民の買い物や観光客の土産品購入の利便性を提供していく。


掲載日:2024.02.12

「冷凍だから、ウマい」好評


 冷凍機器や冷凍技術のノウハウを提供するデイブレイク株式会社は1月24日から2月2日の期間、同社の開発機種によって凍結した冷凍食品「アートロックフード」のポップアップストアを東京・池袋の西武池袋本店のデパ地下内で開催した。初の実施で「冷凍だから、ウマい」をテーマに、複数の飲食店とコラボして開発した冷凍食品を販売。洋食や中華総菜、スイーツ、フルーツなどさまざまなカテゴリーから約60種もの商品が売り出され、訪れた買い物客の関心を集めていた。


掲載日:2024.02.12

岩手県産イワシ小型化で荷動き鈍く-東京都・豊洲市場-

荷動きが鈍化した岩手県産イワシ


 東京都・豊洲市場の岩手県産イワシ消流は、2月第2週目からサイズが小型化、細身主体となり、引き合いが弱まっている。加えて青魚はコハダやニシンが主力の時期に入り、イワシを求める場面は減少。今後、イワシが太るシーズンは梅雨(入梅イワシ)ごろで、仲卸業者はより選んで仕入れている。


掲載日:2024.02.05

北海道毛ガニ、供給減続く


 北海道の毛ガニは今年も供給量の減少が続く。資源低下で許容漁獲量が太平洋側の釧路東部、日高の両海域とも減枠に加え、3月に開幕する主産地・オホーツク海域も宗谷管内が前年比320トン減の大幅な減枠で過去2番目の低位。消流は23年産の冷凍在庫がほぼ消化され、相場の上昇局面だが、直近の急騰年には需要先の縮小で停滞を招いており、価格形成に警戒感も漂っている。


掲載日:2024.02.05

羅臼漁協ウニかご養殖、昨年殻付き1.3トン出荷


 羅臼漁協の濱田久吉うに漁業部会長ら有志が取り組むエゾバフンウニのかご養殖は昨年、殻付きで約1.3トンを出荷した。価格が弱含みに転じて以降出荷を控えたため、前年並みの生産数量にとどまった。ウニのかご養殖で成功している散布・浜中両漁協に刺激を受け2017年に開始。同漁協ウニ種苗センターで生産した稚ウニを円筒形のかごに収容し松法漁港近くの養殖施設に垂下。餌用のコンブも養殖。3~4年かけて育て殻付きで出荷する。


掲載日:2024.02.05

野付漁協荒天でホッキ出遅れ

順調に水揚げされる特大のホッキ


 野付漁協のホッキ漁が1月の断続的なシケの影響で昨年同期の3割減と出遅れている。資源量は安定しておりホッキ、アオヤギ(エゾバカガイ)合わせ日量4~5トンペース。浜値は特大の「野付龍神ジャンボホッキ」がキロ千円台前半と好値を付けている。


掲載日:2024.02.05

昨年コンブ輸出量6%増501トン


 財務省の通関統計によると、2023年の食用干し昆布の輸出数量は前年比6%増の501トンとなった。主力の台湾が1割増え、全体の輸出数量を押し上げた。全体数量は17年以降400トン台で推移していたが7年ぶりに500トンを超えた。キロ平均単価は上昇傾向にあり、23年は前年比13%高の2354円と3年連続の2千円台となった。


掲載日:2024.02.05

オ海ホタテ2024年30万7900トン計画


 オホーツク海沿岸の2024年ホタテ水揚げ計画量は、北部、南部合わせた12単協で前年実績比4%減の30万7900トンとなった。北部は猿払村が4万トン、南部は常呂が4万9600トンと2単協で4万トン以上を計画している。前年当初の23年計画比では1600トン多く、組成次第で昨年並みの水揚量が見込まれる。


掲載日:2024.02.05

余市郡ニシン、シケ多く、海況安定願う


 余市郡漁協のニシン刺網は1月20日に開始した。ハシリからシケが多発し、3回目の出漁となった28日は10隻が着業。翌29日朝には全体で約8トン半を上場した。浜値は安値傾向で推移している。


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