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新聞記事

2025年3月の記事一覧

掲載日:2025.03.03

宮城10キロ1万6040円-三陸わかめ初入札-


 宮城県産「三陸わかめ」の今季初入札会が2月27日、気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開かれた。シケ被害で前年の半数量だった昨季の初入札(31トン)から、さらに14%減となる塩蔵26.6トンが上場。減産傾向を懸念したのか、中芯を除いた10キロ当たりの平均価格は15%高の1万6040円。最高値は2万円を超えた。県漁協によると「一部で生育に遅れが見られるものの、おおむね順調」。生産者799人で例年並みとなる1万5トン(原藻換算)の生産を目指す。


掲載日:2025.03.03

大不漁で苦戦-気仙沼市秋サケ稚魚放流開始-


 宮城県気仙沼市を流れる大川でサケのふ化放流事業に取り組む気仙沼鮭漁業生産組合(管野幸一組合長)が2月25日、今季初のサケ稚魚放流を行った。放流数は6万1千尾で、昨季の初放流時に比べ48%減となった。同組合によると今季は自河川での親魚捕獲数、採卵数ともに平成以降で最低を記録しており「大不漁の中、大変な苦戦が続いている」と管野組合長。最終的な放流予定数は昨季実績(182万尾)の2割弱、35万2千尾にとどまる見通しという。


掲載日:2025.03.03

ハシリ31隻45トンも漁続かず45%減200トンに失速-小樽市漁協ニシン刺網-

1箱8キロ入れ中心のニシン(2月25日、小樽市漁協市場)


 小樽市漁協のニシン刺網漁は1月23日に31隻で45トン、キロ450円を付けるなど上々の滑り出し。その後は日量4~9トンペースで推移。2月に入り12日が28トン、13日13トン、17日16トン、18日3トンと低調だ。一方、市況は2月25日の高値でキロ600円に付くなど薄漁を反映し高値基調が続いている。


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