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新聞記事

2024年11月の記事一覧

掲載日:2024.11.18

ホッケ開き・フライ拡販、長崎・百貨店物産展でアピール

毛ガニなど枝幸産を売り込んだ


 枝幸町の株式会社枝幸水産商会(岩谷隆行社長、札幌事務所011・596・0682)は、枝幸産マホッケの開きやフライの販売拡大に挑んでいる。枝幸港根拠に操業する漁業部門の沖底船「第八龍寶丸」で漁獲した原魚を加工。自社のECサイトや町のふるさと納税返礼品のほか、道産食品専門店、飲食店などにアプローチ。11月には長崎市の地元百貨店「長崎浜屋」開催の北海道物産展に出展し、毛ガニ・タラバ・秋サケ・ホタテなど枝幸産の他商材と合わせ九州での認知向上、拡販に取り組んだ。


掲載日:2024.11.18

南かやべ定置、ブリ増加傾向

定置網の荷揚げ作業(11月5日、川汲漁港)


 南かやべ漁協の定置網漁はブリが増産している。8月末から乗網し、11月に入ってはフクラギやイナダを中心に水揚げ。漁獲量の日変動、漁場間差が大きい傾向。また、昨年に比べ水揚げが少ないものの、スルメイカも乗網している。


掲載日:2024.11.11

渡島管内スケソ刺網、群れ薄く減産推移

スケソの荷揚げ作業(11月6日、尾札部漁港)


 渡島噴火湾のスケソ刺網は薄漁のため序盤から操業隻数が少ない上、経費削減で揚網回数を調整する船があるなど苦戦している。また、漁業者は高水温の影響などで沖に停滞していた群れが海況の変化で11月末ごろから一斉に陸に入ってきた昨年同様の漁獲傾向を懸念。加工筋も漁獲の短期集中と卵成熟ピークの早期化などを懸念する一方、今後の好転を期待する。


掲載日:2024.11.11

生筋子高騰で需要最小限-札幌市場-


 秋サケの生筋子消流は、札幌市中央卸売市場の取扱数量が昨年の半分に落ち込んでいる。北海道沿岸の低調な水揚げに加え、昨年産の在庫払底、マスの不漁など輸入卵の搬入が厳しい状況下、大手加工業者を主体にいくら製品の原料手当てで相場が近年最高値に高騰。需要先の加工筋は必要最小限の調達に抑制傾向、量販店・小売りは拡販が厳しい状況となり、集荷販売も直近10年の最低数量で推移している。


掲載日:2024.11.11

渡島噴火湾耳づりへい死低水準


 渡島噴火湾で今春に垂下した耳づり貝の成育状況は、へい死率が低く順調に成長しているよう。ムラサキイガイの付着が多く貝洗い作業を実施しながら各地区とも球付け作業に追われており、今後の成長を期待している。


掲載日:2024.11.11

噴火湾エビかご、落部大半ボタン主体

メス中心のボタンエビ


 渡島噴火湾3単協(落部・森・砂原漁協)のエビかご秋漁が終漁した。ボタンエビは漁獲範囲が沖側に集中し、落部の着業船中心に序盤から1隻日量50キロ前後の水揚げ。一方、森、砂原は大半の着業船が大量に混獲されるオオズワイガニ主体の水揚げとなった。ボタンエビはメス中心にキロ5千円、オオズワイガニは大が千円台といずれも堅調に推移した。


掲載日:2024.11.11

釧路3単協シシャモ、今季も厳しい出足

今年も厳しい出足となったシシャモ(11月1日、釧路港)


 釧路3単協(釧路市、釧路市東部、昆布森)のシシャモ漁が10月29日に始まったが、序盤は一部の船を除いて漁がまとまらず総体的に低調な漁況で推移している。近年は薄漁が続いており、着業者は「この後少しでも水揚げが上向いてくれたら」と切望する。


掲載日:2024.11.11

輸入 中国1200トン見込み


 日本昆布協会(吹田勝良会長)は6日、新横浜プリンスホテルで秋の例会を開き、本年度上半期事業の実施内容を報告した。輸入昆布は主力の中国産が1200トンの見込みで、このうち約半分を10月下旬までに搬入。また、イベント出展などを通し食育に注力したほか、産地見学・交流会も実施し真昆布の主産地である道南地域を視察した。


掲載日:2024.11.11

気仙沼港のカツオ一本釣り、今季3万トン超の好漁

今季終盤も好漁が続く一本釣漁のカツオ(11月5日、気仙沼魚市場)


 宮城県・気仙沼港では、シーズン終盤を迎えたカツオ一本釣漁の水揚げが好調だ。例年は10月下旬から下火になるが、今年は11月に入っても1日200トン前後の水揚げが続いている。気仙沼漁協によると、今季、同港に水揚げされた生鮮カツオの数量は一本釣と巻網を合わせて10月末の時点で3万511トンに達する。3万トンを超える水揚げは2021年以来3年ぶり。


掲載日:2024.11.11

ゴマサバ入荷安定-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のゴマサバ消流は、宮城県産をはじめ入荷が安定している。価格や身質のバランスも良く、仲卸業者らは秋の本命となるマサバの代替商材として売り込んでいる。700~800グラムが中心サイズの宮城県産を仕入れる仲卸は「相場は入荷状況によるが値ごろ感はある。当社の売値でキロ1500円。また、1キロ近い大型は荷受の卸値で千円台後半」と話す。


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