道内太平洋沿岸で赤潮が広範囲に発生、ウニや秋サケなどが大量へい死する漁業被害について道は10月27日、日高管内のツブなどに甚大な被害が発生し、同管内で最大90億円程度の被害額を見込むと発表した。22日現在で確認されている太平洋海域の漁業被害は77億4200万円。日高管内の被害想定額を加味すると、約170億円に膨らむ見通し。
十勝管内のシシャモ漁は低調な水揚げで推移している。1隻当たりの日量(箱数)は1桁が多く、着業者は「10箱獲るのもゆるくない」と嘆く。大サイズ主体の組成。浜値は強含みで、キロ4千円台に付くなど高騰している。