電子版 電子版サンプル

新聞記事

2019の記事一覧

掲載日:2019.02.11

別海氷下待網 チカ振るわず7割減

氷下待網の水揚げ作業(5日、風蓮湖)


 別海漁協の氷下待網漁が振るわない。主体となるチカが少なく、大サイズ中心で安値に傾斜。日量は昨年の3割程度にとどまり、着業者は「話にならない」と肩を落としている。


掲載日:2019.02.11

えりも町・マルデンの新商品シリーズ 「バル」で魚食訴求

バルスタイルで手軽に食べられる「デンバル」シリーズ


 えりも町の株式会社マルデン(傳法貴司社長、札幌支店011・622・5566)は、外食業態で人気の「バル」スタイルを家庭の食卓で楽しめるコンセプトの商品シリーズを打ち出す。野菜を組み合わせた総菜品も初投入。食べ切り、即食などの手軽さを兼ね備え、魚食の新たな需要層をつかんでいく。


掲載日:2019.02.11

宮城めかぶ減産へ

南三陸町市場に上場された芯付きめかぶ(上)と歌津地区で出荷が始まった芯抜きめかぶ(いずれも5日)


 宮城県北部のめかぶ出荷は2月、芯付き(丸)が徐々に増え、キロ値で200円台前半から100円台後半となる日が多い。例年に比べ、増加ペースが遅れ、価格の下げ足はゆっくりだ。芯抜き(ソギ)は一部で始まったがまだわずか。全般的に葉と同様に生育が遅れ気味だ。減産になるとの見方が強まっている。


掲載日:2019.02.11

道予算案 一般会計6%増277億円


 道は8日、2019年度予算案・18年度補正予算案を発表した。19年度一般会計予算案の水産関係分は277億571万8000円で、今年度当初比6.1%増。4月に知事選を控え、義務的経費や継続事業中心の骨格予算だが、日本海南部海域でのニシンやえりも以西太平洋海域でのマツカワの資源造成への取り組みに対する支援を新規(振り替え)に盛り込んだ。


掲載日:2019.02.11

イサダ 岩手21日、宮城来月1日解禁


 三陸のイサダ(ツノナシオキアミ)漁解禁は、岩手県が21日、宮城県が3月1日となる。漁獲枠は両県各1万5000トンで昨シーズンと同じ。近年は漁模様が不安定、昨年までの2シーズンは価格が高騰しており、ハシリが注目される。今季価格に影響する昨シーズン産在庫は産地と消費地にそれぞれ少量とみられる。


掲載日:2019.02.11

函館市スルメイカ不振 高い依存度「やるしかない」

昨年も不漁が続いたスルメイカ(昨年7月、函館漁港)


 函館市漁協のスルメイカ釣漁は、水揚げが振るわず大半の船が11月で切り上げ、漁期終了の1月末を迎えた。数量は前年比39%減の404トン、金額は同33%減の3億4047万円に落ち込んだ。キロ平均単価は同9%高の843円だった。


掲載日:2019.02.11

三陸フィッシュペースト かまぼこ老舗2社、共同で新会社

旅するかまぼこ(「すきすきチーズ」と「うまうま牛たん」)


 かまぼこ店の株式会社及善商店(南三陸町)と株式会社かねせん(気仙沼市)の経営者2人はベンチャー企業「三陸フィッシュペースト株式会社」を立ち上げ、常温保存が可能な笹かまぼこを開発した。冷蔵保管が必要だったり、賞味期限が短いなど、これまでのかまぼこが抱えていた課題を克服。練り製品の国内需要が減少する中、土産品や子供向けおやつなど新たな需要の掘り起こしに注力していく。


掲載日:2019.02.11

理工エンジニアリングハモ骨切り機・フィレマシン 高歩留まりが人気


 理工エンジニアリング株式会社(高知市、有光功社長)は、職人技を再現したハモ骨切り機や、魚種・サイズを問わず連続処理できる多機能型フィレマシンを主力製品として展開している。高い歩留まりも好評で、人手不足に直面している水産業界を下支えしている。20日から始まる「シーフードショー大阪」に出展し、実機も携えてその処理能力を披露する。


掲載日:2019.02.11

函館・寺島商会 威力抜群の新型洗浄機

洗浄力をアップさせた新型のコンブ洗浄機


 株式会社寺島商会(函館市、寺島達則社長、電話0138・46・5527)の新型コンブ洗浄機「昆布フレッシャーKS─6」は、旧型より2本多い6本ブラシで洗浄力をアップ。加えて硬軟2種の毛を組み合わせたツートーンブラシを採用、コンブを傷めずに、泥や毛(ヒドロゾア)など付着物を除去できる。


掲載日:2019.02.11

尾岱沼 ホタテ活需要強く高値傾向

荷揚げされたホタテ。冬場はシートで覆い鮮度を保持する


 根室海峡共同海区のけた引は、2月から全5海域の操業を開始した。シケ早く定時操業は数日と苦戦する中、昨季同様、空貝も目立つため「計画達成は微妙な感じだがなんとかクリアしたい」と着業者。今後は日産280トン前後の水揚げが続く見通し。一方浜値はL、M中心の漁場で高値キロ400円台、S以下は活需要がけん引し300円前後と堅調だ。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る