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新聞記事

2018の記事一覧

掲載日:2018.08.13

全国カキサミット 岡山県に生産者集結

 全国のカキ養殖業者らが参加する「全国カキ・サミット岡山大会」が7月13、14の両日、岡山市内のホテル・ピュアリティまきびで開かれた。初日の講演は、開催地・岡山県の生産体制や水質改善に効果があるアマモ場の造成を発表。また、2日目は6人のパネリストが衛生管理などについて話し合った。


掲載日:2018.08.13

本場折浜の促成コンブ 天候不順に苦慮

促成の製品づくり(7日、本場折浜)

 本場折浜の促成は、各漁家徐々に水揚げを終え終盤に入っている。今季は雨など天候不順に苦慮するシーズン。干場での天日干しが難しく、乾燥機に収容できる少ない量しか揚げられない日も多かったため、収穫ペースが遅れた地区も。また乾燥機の使用頻度が増し、経費面も悩みの種となっている。着業者は「これだけ天気が悪い年は初めて」と口をそろえる。


掲載日:2018.08.13

青森県ナマコ増殖 幼生放流に手応え

調査で捕獲されたナマコ

 青森県の漁協などがナマコ資源増殖のために取り組む粗放的放流で、一定の成果がうかがわれた。稚ナマコよりはるかに小さい着底直前の幼生を放流しても、1年後に生存していることが調査により推定された。個体数は未放流区の約20倍。漁業者がより簡易に放流できるよう、費用と労力を抑えたこの手法の普及に弾みがつきそうだ。


掲載日:2018.08.13

ひやま漁協スルメイカ 低調の昨年比3.3倍まで回復

発泡詰めしたスルメイカの荷揚げ。漁は下火となった(10日、乙部漁港)

 解禁から2カ月半が経過した北海道沿岸のスルメイカ釣り漁。日本海側の主産地、ひやま漁協は7月末現在の累計で、数量・金額ともに低調だった昨年に比べ3.3倍の698トン、3億7069万円となった。キロ平均単価は2%高の531円。


掲載日:2018.08.13

森町のイワムラ水産 噴火湾初のカキ加工場稼働

衛生管理の徹底を図った加工施

 森町の株式会社イワムラ水産(岩村雅美社長)が建設を進めてきたカキ加工場が7月末に完成した。噴火湾で本格的なカキの加工施設を構えるのは初めて。海面養殖業と一体の取り組みでブランドカキ「ほてい牡蠣」を全国に発信していく。


掲載日:2018.08.06

雄武毛ガニ、初のノルマ未達

札幌市内のスーパーに並ぶ雄武産の毛ガニ

 オホーツク管内の毛ガニかご漁は、主力の西部地区を中心に苦戦を強いられた。資源水準低下を受け許容漁獲量減枠の中での操業となったが、雄武漁協は達成率4割、沙留漁協も同6割の実績で7月下旬に漁を終えた。着業者は「ここまで厳しい年は経験がない」と口をそろえる。


掲載日:2018.08.06

オ海南部ホタテ 達成率47% 沙留、西網走は5割以上

ホタテの水揚げ作業。各浜で順調に進んでいる(7月30日、紋別港)

 オホーツク海南部の本操業は8単協(雄武、沙留、紋別、湧別、常呂、佐呂間、網走、西網走)合計で5万5000トンを水揚げした。7月末達成率は47%。沙留、西網走が5割超え。歩留まりは11~12%台と例年より低く、アソートは5S、4S中心。値決めはキロ140円台~120円台で推移している。


掲載日:2018.08.06

極洋 秋の新商品 鮭フレーク瓶で自社ブランド

 株式会社極洋は秋の新商品として、市販用商品19品、業務用商品39品、合計58品を8月から9月にかけて順次発売する。メインコンセプトは今年度からの新中期経営計画と同じテーマである「Change! Kyokuyo」。目まぐるしく変化する社会環境や、それに伴う食生活の変化に対応し、魚を中心とした総合食品会社への進化をコンセプトに込めた。初年度の販売目標は市販用14億円、業務用31億円、合計45億円を掲げる。


掲載日:2018.08.06

マサバとゴマ、自動選別 八戸で実証

 青森県産業技術センター食品総合研究所(八戸市)がサバの自動選別技術を開発、加工会社での3月までの実証試験で「十分に使える」と判断された。毎分100尾をマサバ、ゴマサバの種類別と脂質含有率で分ける。「八戸前沖さば」のブランド力強化を狙う。


掲載日:2018.08.06

サンマ来遊量 不漁の昨年上回りそう

 水産庁が7月31日に発表した2018年度の北西太平洋サンマ漁況予報によると、推定分布量が昨年より大幅に増加し、日本近海への漁期全体の来遊量は昨年を上回ると予想している。9月中旬までの漁期序盤は昨年並みに低調に推移するものの、9月下旬以降は昨年を上回る見通しを示している。組成も昨年より大型。漁場の沖合化傾向は変わらないが、半世紀ぶりの凶漁だった昨年より漁獲量の増加が期待される。


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