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新聞記事

2018の記事一覧

掲載日:2018.10.08

10月上旬台風一過 秋サケまとまる

低水準ながらも斜里前浜は善戦(3日、斜里漁港)

 北海道の秋サケ定置は台風24号通過の影響が収まった3日に2814トンとまとまり、4日も1810トンと上向いてきた。今季は4年魚主体で中期の来遊割合が高くなる予測。9月が2万トン強にとどまり、漁期前に見込まれた前年比8割増、9万トンは厳しい状況だが、10月以降の伸びに漁獲水準の行方が懸かっている。


掲載日:2018.10.08

道東サンマ 今月も漁続く 魚体は小型

昨年を上回る水揚げで浜を活気付かせるサンマ(3日、花咲港)

 道東沖のサンマ漁は9月末現在で、低調の昨年を6割強上回る水揚げとなった。10月に入っても漁は続き、1日は道東4港(花咲、浜中、厚岸、釧路)で日量2000トン弱に達した。花咲に荷揚げする着業者は「漁模様は昨年に比べるとはるかにいい」と笑顔。主漁場は日本水域とロシア水域で、魚体は小型傾向が続いている。


掲載日:2018.10.08

「鮭日本一のまち」斜里 網起こし・水揚げ見学ツアー好評

 斜里町、斜里第一・ウトロの両漁協、知床斜里町観光協会などが秋サケシーズンに合わせ、ウトロ漁港人工地盤を拠点に秋サケ漁の見学ツアーを実施している。「サケ漁獲量15年連続日本一」を生かし、漁業と観光が連携、斜里産の認知度向上など漁業・地域振興につなげる取り組み。迫力ある水揚げ作業を真上から見ることができるなど好評を得ている。


掲載日:2018.10.08

日本水産 取扱魚の資源初調査

 日本水産株式会社は、自社とグループ企業が取り扱う水産物の資源状態に関して初の調査を行った。2016年の1年間にグループが扱った水産物の数量は、原魚換算で約160万トン。構成比は天然魚93%、養殖魚7%。天然魚のうち、資源状態の心配ないものは133万3301トンで全体の88%。一方、「資源状態が心配なもの」「不明なもの」は10キロ12%の18万1363トンであることがわかった。


掲載日:2018.10.08

瀬戸内のカキ 陸上採卵・授精の種苗から海面移行に成功

 合成繊維に詳しい岡山県倉敷市の赤埴(あかはに)薫氏が発案した海面での人工採苗技術「半天然二枚貝種苗生産システム」が試験段階で安定した着底種苗を生産している。実用化に向けて西日本ニチモウ株式会社、平田水産技術コンサルティング(広島)と共同研究。7月18日に同システムでホタテ原盤への付着を確認した。海面での成功は世界で初めて。


掲載日:2018.10.08

宮城カキ 3万円超38%高

県漁協石巻共販所の初入札(9月29日)

 宮城県のカキむき身出荷が9月29日、始まった。10月1日まで3日間の合計は40.4トン、10キロ平均単価3万1193円。昨年同期比はそれぞれ81%、138%となる。県漁協は今季、昨年並みの1800トンの出荷を見込む。石巻エリアの県漁協3支所がASC国際認証を取得し、価格や需要などの動向に注目が集まる。


掲載日:2018.10.08

久慈 秋サケ1万尾超え

秋サケ水揚げが早めに上向き活気付く久慈市場(3日)

 岩手県の秋サケは北から水揚げが上向いている。台風24号が過ぎた2日、久慈市場では今季初めて1万尾を超え、宮古市場では3000尾に近づいた。平均体重が2.6キロほどと例年より小型だが、徐々にサイズアップしているという。単価は昨年を2割ほど下回るものの、高水準を維持。


掲載日:2018.10.08

羅臼天然コンブ 1、2等据え置き

 羅臼天然コンブの値決めが2日に妥結した。元揃走1等は10キロ4万8200円、同2等は4万3800円で昨年同値。同3等以下は2.1~3.3%の上方修正。上場数量は16%減の46トン46トンで3、4等が主体となった。


掲載日:2018.10.01

道東サンマ 6割増2万トン

公海で漁獲したサンマ。魚体は小さめという(9月22日、釧路港)

 9月前半低調に推移した道東沖のサンマ漁は同月後半に入って回復、1000トン台中心の日量が続いた。道東4港(花咲、浜中、厚岸、釧路)で多い日は1870トンを水揚げ。漁業情報サービスセンター道東出張所のまとめによると、9月20日現在の4港累計数量は前年同期比60%増の1万9308トン(延べ隻数15%減754隻)。1隻当たりで同88%増25.6トン。魚体は序盤に比べて小型に傾斜。浜値は弱含み。


掲載日:2018.10.01

昆布森漁協 成コンブ漁終盤入り

終盤に入った成コンブの天日干し作業(9月21日)

 昆布森漁協の成コンブ漁が終盤に入った。今季はナガの繁茂状況が良く、9月下旬現在でも多くの船がカギ採りで水揚げ。一方でねじり採りのアツバは「若い」との声が多い。


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