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新聞記事

2015年10月の記事一覧

掲載日:2015.10.05

海鮮居酒家浜焼太郎/安定仕入先確保へパートナー漁協求む

 「産直海鮮居酒家 浜焼太郎」を全国展開する(株)フードナビ(本社・東京、渡辺大河社長、電話03・5960・8688)が、素材を直接、通年安定的に仕入れできるパートナー漁協を求めている。10月にはフランチャイズ(FC)100店舗を達成し販売力は十分。北海道と東北での産地集配構想を持つなど物流機能強化にも力を入れている。


掲載日:2015.10.05

十勝産塩づくり/水産加工品に使用、付加価値高め

 十勝管内の漁協、水産加工業者、商工団体などが連携し、昨年度から地場産の塩づくりに取り組んでいる。水産加工品などの味付けに使用。素材から調味料まで「100%十勝産」で付加価値を高めていく狙いだ。
 「十勝産しお創りプロジェクト」と銘打って、中小企業庁の補助事業を活用し、製塩の事業化に向けた調査研究を実施。帯広商工会議所、広尾町と大樹町の商工会、帯広信用金庫を中心に、広尾漁協、帯広市の牧野水産(株)、広尾町の鏑木水産(株)、(有)工藤水産などの水産関係者も参画している。


掲載日:2015.10.05

大船渡市場で電子入札/迅速で便利、事務も軽減

釣りイカの上場をタブレット端末で応札する買受人

 岩手県の大船渡魚市場でタブレット端末による電子入札が始まった。9月下旬に釣りイカなど2品目で入札証(紙)の応札から完全移行、定置物でも試行が始まり段階的に拡大していく。締め切り後にリアルタイムで発表でき、データは買受人ごとの販売通知書にも反映。控え室などからの応札も可能だ。東北の産地市場では初とみられ、迅速で便利になった。


掲載日:2015.10.05

頓別漁協ホタテ/漁場を900メートル沖出し、シケ被害回避へ

漁場を沖出しする頓別漁協のホタテ水揚げ作業

 昨冬の大シケでホタテの減産を余儀なくされた頓別漁協は、ことしから漁場を0・5マイル(約900メートル)沖出しする。萬屋昭男専務は「沖合に移動しても水深は50~60メートルと成育に問題のない深さ。シケによるダメージを少しでも軽減できれば」と話している。


掲載日:2015.10.05

スルメイカ-道東、釧路~十勝に分散/日本海低調、桧山6割減

 北海道のスルメイカ漁は道東では釧路から十勝にかけて漁場が分散している。水揚げは広尾、釧路で前年を大きく上回っているが、厚岸は前年割れ。一方、日本海は前年を上回っている単協もあるが、ひやまは前年比6割減となっている。


掲載日:2015.10.05

道東サンマ水揚げ伸び悩む/4港36%減2万8794トン

 道東沖のサンマ水揚げが伸び悩んでいる。漁業情報サービスセンターのまとめによると、道東4港(花咲・浜中・厚岸・釧路)の9月29日現在の累計数量は、前年同期比36%減の2万8794トン。主力の花咲では8月24日の1735トンが最高で、数百トンの水揚げが中心。「9月末までで昨年の4割程度しか揚がっていない」と話す船もある。


掲載日:2015.10.05

石巻魚市場が完成し式典

全面完成した石巻魚市場の管理棟と製氷棟

 東日本大震災の津波で全壊した石巻魚市場(宮城県石巻市)が再建、全面運用開始となり、9月26日、完成式典が同市場西棟で開催された。荷捌所は長さが876メートルと世界最大級で震災前の約1.4倍、密閉式の高度衛生管理型でHACCP制度にも対応し、水揚げ・荷捌きでは漁業種類ごとにゾーニング。輸出も視野にブランド化と高付加価値化を目指し、石巻水産業界を復興から新時代につなげる中核施設と期待される。


掲載日:2015.10.05

スペインに続きミラノでも-羅臼PR うま味好評

 スペインに続きミラノに――。羅臼漁協の井田一昭昆布漁業部会長らは7月、万博が開かれているミラノを訪問、現地の調理学校で羅臼昆布をPRするとともに、日本料理店を回り活用法などを聞いた。
 ことし1月に訪問したスペインでのPR同様、料理研究家で健康大使・医学博士の服部幸應・服部学園理事長から声が掛かり、調理学校で開かれる和食セミナーへ参加することに。対象は現地の料理関係者。井田部会長が原藻を手に、羅臼昆布の持つうま味や香り高さなどの特長、20工程以上にも及ぶ製品づくりを説明。日本の料理人による昆布じめなど昆布を使った和食も紹介した。


掲載日:2015.10.05

低水準域も順調ペース/卵需要、メス高止まり

 盛漁期に入った北海道の秋サケは、9月で5万トン台に乗り、低水準となった平成22年以降では好ペースで推移している。オホーツク西部や日本海、えりも以西が好調で、オホーツク中・東部、根室の伸びなど中盤戦10月の漁況が注目される。


掲載日:2015.10.05

エビかご好漁好値、キロ5000円後半

順調に出荷しているナンバンエビ(9月28日、増毛漁協市場)

 増毛漁協のエビかご漁が好調だ。9月後半で前年比12%増の390トンを水揚げ。浜値は高値キロ5000円台後半の好値を付けている。
 ナンバンエビ主体で3~11月に7隻が操業。4月~9月23日現在の水揚量は前年同期比12%増の387トン、金額は同18%増の4億5048万円、キロ平均単価は同6%高の1164円。


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