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新聞記事

2014の記事一覧

掲載日:2014.11.03

岩手産アワビ入札 干鮑在庫に懸念も下げ小幅

 1日解禁となった岩手県産アワビの第1期(11月)分入札が10月28、29日、盛岡市の県水産会館で開催された。271.8トンが上場、10キロ当たり8万8086円平均、前年同期比90.6%で落札された。主に香港輸出となる干鮑(かんぽう)の在庫が要因だが、下げ幅は大方の生産者、買受人の予想を下回った。漁獲資源に「不透明感」(県漁連)があり、水揚げが気がかりだ。


掲載日:2014.11.03

シシャモ漁苦戦 玉不足で高単価

 太平洋沿岸のシシャモこぎ網漁が低調だ。胆振・日高海域は群れが薄く振るわない。十勝海域もシケで苦戦した昨年より出漁回数を稼ぎ、累計数量は伸ばしているものの、日量は低水準。浜値は薄漁を映し、全般的に高値で推移している。釧路海域では厚岸漁協が10月上旬から操業し、29日に白糠漁協、30日に釧路市・釧路市東部・昆布森の3単協が操業を開始した。


掲載日:2014.11.03

4年魚低調で急落 異例の来遊パターン

 北海道の秋サケは10月中で10万トン割れの展開で、後期群の11月漁に入った。今季は序盤の好漁から一転、例年盛漁期の9月下旬以降に失速。全体的には主群の4年魚の来遊量が低水準だったのが要因とみられるが、地区内でも河川ごとで年齢組成にバラツキがあるなど、異例の来遊パターンを見せている。


掲載日:2014.10.27

上磯煮干し、1世紀余の歴史 イワシを伝統製法で

上磯の煮干し天日乾燥

 上磯郡漁協上磯支所の定置業者は、9月から煮干しを生産している。その歴史は100年以上と古く「今から思えば6次産業化のはしり」という着業者も。カタクチイワシが主な原料で、釜で煮る温度や乾燥が品質を左右する伝統製法。今季も注文が殺到するなど人気を集めている。


掲載日:2014.10.27

浦河 イカ漁場薄く広く

群れが薄いスルメイカ(22日、浦河港)

 日高・浦河沖のイカ釣り漁は群れが薄く、水揚げがまとまらない。日高中央漁協荻伏地区・北幸丸(9・7トン)の深澤洋一船主は「群れが固まるのが週に1回ペース。バラけていて漁場探しに苦戦する船が多い」と話す。


掲載日:2014.10.27

岩手・久慈 イカを活じめ出荷 ブランド化へ鮮度追求

活じめは胴体を押さえ、胴体と内臓部の間にイカ活チャ器を挿し込む

 岩手県久慈市の久慈市場に水揚げするイカ釣船は17日、活じめスルメイカのテスト出荷を開始した。「イカ活チャ器」を使って沖で活じめし、発泡箱に「パウダースノー」を入れ10尾ずつ収容して高鮮度を追求、維持。漁獲量、金額が減る中、ブランド化でカバーを狙う。地元や首都圏で販売され好評を得た。


掲載日:2014.10.27

オ海中部健闘 雄武、好漁・好値で金額最高

健闘しているオホーツク中部地区の中でも好漁の雄武漁協の水揚げ(23日、雄武漁港)

 北海道の秋サケは10月後半に入り、シケも絡んで急激に水揚げを落とし、最終実績10~11万トンにとどまる様相も呈している。近年好漁のオホーツク・中部地区(常呂~雄武)も同様に縮小してきたが、ハシリの沖漁はじめ漁期前半の好漁から総体的には健闘。大所・東部地区の不振などで浜値が高止まりとなり、金額ベースでは昨年高水準だった常呂、紋別を除く4漁協が昨年比増で終盤を迎えている。


掲載日:2014.10.27

量販店の鍋商戦加速 冷え込み早く

冬本番に向けて需要期を迎えた鍋商材(札幌市内スーパー)

 北海道内で鍋商戦が活発化している。今秋は気温の低下が早く、量販店ではここ3年の中で半月ほど前倒しでコーナーを開設。近年人気の塩味などスープの品揃えをはじめ、『ちょっとぜいたく』、健康志向などの消費者ニーズをとらえ、インストアパックで高級食材入りやコラーゲン入りなどセット物の差別化商品も展開、購買意欲の喚起を図っている。


掲載日:2014.10.27

網走漁協 漁獲高過去2番目

ホタテの水揚げ作業。順調な操業で計画を達成した(23日、網走港)

 網走漁協のけた引漁は、先週末で年間計画量を達成し、残り1週間で最後の追い込みをかける。水揚げ金額は23日現在で昨年に続き過去2番目に多い22億円となった。


掲載日:2014.10.27

大正創業の志那河屋(名古屋) 自家製つくだ煮が人気

老舗昆布専門店「志那河屋」

 名古屋市の大須商店街万松寺通りにある合資会社志那河屋(品川常吉社長)は、大正半ば創業の名古屋では数少ない昆布専門店。白口浜天然真昆布を原料に時間をかけて煮る自家製つくだ煮と、昭和初期から製造する酢昆布「鯱こんぶ」が看板商品だ。


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