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新聞記事

2014の記事一覧

掲載日:2014.08.11

エア・ウォーター物流 釜石低温センター完成

国道45号線に面し物流拠点を目指す「釜石低温センター」(北側)

 産業ガス大手のエア・ウォーター株式会社(本社・大阪市)の子会社で札幌市に本社を置くエア・ウォーター物流株式会社(川田博一社長)は、岩手県釜石市に水産物流センター「釜石低温センター」を建設した。9月竣工の予定で、同3日には竣工式典を開催。三陸を主体に東北エリアを視野に入れた物流拠点を目指す。


掲載日:2014.08.11

長万部漁協ウニ潜水漁 バフン殻付好値2000円台

水揚げされたバフンウニとキタムラサキウニ

 長万部漁協のバフンウニは、全道的な水揚量の減少が影響し、殻付出荷で2000円台の好値を付けた。放流事業や餌となるコンブの人工増殖も定着しており漁獲量は安定。ことしは浜高で身入りが良く「上々のスタートを切った」(着業者)。
 ウニ潜水漁は、正組合員でつくる東部漁場開発共同企業体の共同運営。沙王丸と2隻の船外機船で3人のダイバーが7月1日~9月14日に漁獲し、全て殻付きで出荷している。


掲載日:2014.08.11

八雲町漁協 秋の作業から共同化

 八雲町漁協は、労働力が不足している養殖漁家の小規模経営体をグループ化し、共同作業で労働力を補う実証事業に入った。12経営体を3グループに再編して稚貝採取やザラボヤ駆除などを共同化。ことしから5年計画で2年貝から3年貝主体の生産体制にシフトし、作業の効率化、漁業収入の増大・安定化を目指す。


掲載日:2014.08.11

野付シマエビ好値 ノルマ9割消化し今季閉幕

 野付漁協のホッカイシマエビ打瀬網は7月26日終漁した。水揚量は前年比8%減の20トンで、許容漁獲量(ノルマ)20.7トンの96%を消化。浜値はサロマ湖の休漁を受けて3000円台に上昇、漁期全体のキロ平均単価は同3%高の3060円となった。


掲載日:2014.08.11

岩手産養殖干しコンブ 長切下げ

初入札での買受人の品質チェック

 岩手県産養殖干し(本干し)コンブの今季初入札が5日、宮古市の県漁連北部支所で開催された。3漁協が6294箱(1箱20キロ中心、121.4トン)を上場、全量落札され、最高値は重茂産長切1等の1万8099円(10キロ値)。昨年初回に比べ、長切が田老町産(A種)1等20%ダウンなど下げ幅が大きく、棒は昨年並みから小幅下げとなった。北海道産の下げが影響したとの見方が強い。


掲載日:2014.08.04

釧路市漁協 真ツブに付加価値 鮮度・見栄え 全国で高評価

鮮度・品質面で高い評価を受けている真ツブの赤(手前)と白(7月24日、釧路港)

 釧路市漁協のツブかご船8隻は、真ツブの高品質出荷に力を入れている。漁獲後に殻の汚れをブラシで除去し、サイズごとに選別。水温調節した紫外線殺菌処理海水の水槽に一定時間入れて泥出し。殺菌水氷入りの発泡に詰めて新富士市場に出荷する。道内外各地に流通、鮮度・品質面の評価は高く、ブランドとして定着している。


掲載日:2014.08.04

釧路のスルメイカ 出足は昨年下回る

 7月15日に始まった釧路のスルメイカ釣り漁は昨年を下回る出足となっている。釧路管内いか釣漁業協議会のまとめによると、同月末現在、水揚げ日数は昨年より4日少ない9日間で、累計数量は前年同期比34%減の316トン(箱数38%減3万200箱)。道東で操業する外来船も徐々に増えており、今後の漁本格化に期待がかかる。


掲載日:2014.08.04

長万部漁協 稚貝確保、成長も良好

ふるいを使った稚貝の選別作業(30日、国縫漁港)

 長万部漁協の養殖漁家は、7月中旬から稚貝採取を始め、大半の漁家が終盤戦に入った。必要数量は十分確保しており、着業者は「成長も順調」と強調。半面、ヤスデが激増しており「排除する手間が余計にかかる」と頭を抱えている。


掲載日:2014.08.04

宮城県養殖ギンザケ高値終漁へ

高値で終始した養殖ギンザケ(7月29日、石巻市場)

 宮城県の養殖ギンザケが高値のまま終漁を迎える。産地市場への出荷は石巻と南三陸が2日に終わり、女川では入札が5日、相対販売が7日の終了を予定。今季の平均は500円台半ばとなって昨年(376円)を5割近く上回る。生産者には国のがんばる養殖復興支援事業の最終年にもあたり絶好のシーズンに。水揚げは昨年(1万1383トン)をやや超えそうだ。


掲載日:2014.08.04

サンマ長期予報 序盤低調、9月上向く

 水産庁は7月31日、今季の棒受網漁を対象にした北西太平洋サンマ長期漁海況予報を発表した。昨年より資源量は増加し、来遊量は前年を上回り、魚体組成も漁期を通し大型魚の割合が高い見通し。漁況は大型船出漁直後には低調、道東海域の漁場は8月下旬が散発的だが、9月に上向くと予想している。


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