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新聞記事

2014の記事一覧

掲載日:2014.10.06

道南太平洋スケソ函館水試魚探調査「ハシリ好漁」

 道総研函館水試が行った道南海域のスケソ資源調査によると、海域平均の魚探反応量は昨年同期を大きく上回り、平成13年以降では最高の水準だった。特に水深250~350メートルで強い反応があり、同水試は「ハシリは好漁になるだろう」と予測している。


掲載日:2014.10.06

宮城県北部 秋サケ早くも盛漁期

30トン超えとなった南三陸町市場の秋サケ(1日)

 宮城県北部の秋サケ沖刺網漁が絶好調なハシリだ。南三陸町市場では初水揚げの9月26日から日産20トンペースとなり、10月1日には30トンを超え早くも盛漁期の様相。不漁予測を覆すような滑り出しに驚きと喜びで活況を呈するが、「いつ切れるか」という不安が大きい。定置漁獲も例年を上回る序盤となっている。


掲載日:2014.10.06

商戦展望 道漁連・崎出常務に聞く

 北海道で40万トン以上の安定した水揚量を確立しているホタテ漁業。近年、海外輸出が浜値をけん引し、製品価格は高値基調となる中、縮小する国内消費の回復が大きな課題だ。低迷する国内市場の販売戦略や海外市場の需要拡大など、課題解決に向けた今後の焦点について道漁連の崎出弘和常務に話を聞いた。


掲載日:2014.10.06

稚内漁協声問地区・定置業者の吉田さん アザラシ対策に独自のアイデア

定置に設置していたシャチ型の浮き輪

 稚内漁協声問地区で定置漁業を営む吉田敬直さんはアザラシの被害防止策の確立に奮闘している。シャチの浮き輪を定置網の中に浮かべたり、録音したシャチの鳴き声をスピーカーで流すなど独自策を試行。「海獣問題を子どもの代に引き継がせてはいけない」と意欲を燃やしている。


掲載日:2014.10.06

道東サンマ漁復調 本州も水揚げ伸ばす

 道東沖のサンマ漁は9月中旬以降、道東4港(花咲、厚岸、釧路、浜中)で日産3000トン規模の漁獲が続き、不振だった昨年を上回るペースで推移している。一方、本州も9月下旬から三陸沖に漁場が形成され、一部の大型船が操業、水揚げを伸ばしている。


掲載日:2014.09.29

9月5万トン視野盛漁持続に期待

盛漁期に入り、水揚げの勢いが注目される秋サケ定置(湧別漁港)

 北海道の秋サケは盛漁期に突入した。水揚げは25日で4万トン台に乗り、平成22年以降の低水準の中では最多ペース。一方、浜値はメスが昨年同期に比べ下方修正に対し、オスは高値推移。輸入鮭鱒の高止まりや円安の急進などで親製品が好環境の半面、魚卵の低調相場が続く消流状況で、産地加工の佳境を迎えている。


掲載日:2014.09.29

紋別のタコ箱昨年比3倍の水揚げ 好漁周期の予想ピタリ

 紋別漁協のタコ箱漁が好調だ。昨年の約3倍に当たる96トンを水揚げ。漁場は9月下旬からオカ側に移るため大型サイズは減る見込みだが、着業者はさらなる増産に期待を寄せている。
 箱漁は15隻が着業。5月下旬~6月上旬に箱入れし、主に沖側の漁場で操業。10月の底建網漁解禁を前にオカ側の漁場へ切り替わる。8月末累計数量は前年同期比2.8倍の90.4トン。9月20日現在で95.8トンを水揚げした。


掲載日:2014.09.29

伊達早出し200円 増大予想も堅調スタート

 いぶり噴火湾漁協は24日、養殖ホタテ2年貝の9月下期値決めを行った。伊達地区の「早出し」はキロ200円で妥結。昨年初回と同額でスタートした。
 伊達地区のみで出荷量は6~7トン。歩留まりは生玉が15・7%、ボイル柱が14.1%。昨季より若干高い数値。アソートは生玉が5S・6S・4S、ボイルが5S・6S中心。
 同地区の早出しは毎年、生育状態が良く浜高傾向にあるが、今季は春先以降のへい死が少なく、各地区とも増産が予想される中での高値スタートとなった。


掲載日:2014.09.29

宮城県雄勝・海遊 6次産業化で1億円-営業努力、カキ直送300店

加工場での箱詰め作業

 「6次産業化は営業努力がなければ成り立たず、売り先がなければ高くも売れない」。生食用の殻付カキを主体に約300の飲食店に直送、3年目で1億円を売り上げる漁師の会社・(株)海遊(宮城県石巻市雄勝町)の伊藤浩光社長(53)はこう話す。三陸では大震災後、6次産業化を目指す動きが活発化した。先輩格としてリードする伊藤社長の考え方、ノウハウに迫った。


掲載日:2014.09.29

帯広・能本水産  ホッケ主力に半世紀-手切りの干物愛顧者つかむ

手切りならではの風合いが売り

 道産商材の代表格「開きホッケ」を主力に魚食文化・干物の製造販売を手掛けて半世紀。厳選素材、食塩のみの無添加、手作りの風味・食感を守り続け、地元・帯広をはじめ全国各地に販路を確立している。ことし一大消費地・札幌で催事販売に乗り出し、新たな愛顧者の獲得にも臨んでいる。
 原魚のマボッケは礼文、羅臼を主体に使用。能本博道取締役営業本部長は「製品の良しあしは原料で決まる。産地、時期を吟味し、一級品を確保する」と説明。原料に応じた塩の漬け込み、乾燥時間など製造技術と併せ、長年積み重ねてきた確かな商品作りへの評価から、地元中心に「ほっけ屋」の名で通っている。


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