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新聞記事

2014年11月の記事一覧

掲載日:2014.11.17

両貝冷凍3万トン超え確実 依然旺盛な中国需要

 中国のホタテ需要が依然として高い。関係者によると国内の原貝量は品薄状態。このため今季の両貝冷凍輸出は昨季以上の3万トン超えが確実視されている。円安進行に加え中国最大手・子島集団の減産も絡み、ホタテ輸出に一層拍車が掛かりそうだ。


掲載日:2014.11.17

中期の来遊数、過去20年で最低 4年魚の回帰資源少なく

 序盤の順調な水揚げから一転、10月以降失速した今季の北海道の秋サケ。道総研さけます・内水面水産試験場は11日開かれた道連合海区で前・中期の来遊状況の特徴を報告。前期の来遊数は最近5年間で2番目に多かった一方、中期の来遊数は、主群となる4年魚の回帰が低調で最近20年間で最も少ないことを示した。


掲載日:2014.11.17

落部漁協ナマコ出足好漁

キロ3500円台の好値を付けたナマコ(6日、落部漁港)

 落部漁協のナマコ漁が好調だ。10月末現在の漁獲量は昨年より少ない操業回数にもかかわらず約1.5倍。浜値はキロ3500円台の好値だ。
 約70隻が操業。昨年はコンブ漁の減産で漁期を早めタモ漁と合わせ10月1日に開始。ことしは10月20日に始め、10月末現在、前年同期比44%増の13トンを水揚げしている。


掲載日:2014.11.17

落部の外崎さん 趣味高じて物産に

丘の駅で販売されている「薫たろう」シリーズ

 八雲町東野でヤマト外崎水産を営む落部漁協の外崎正廣さんは、前浜産のホタテ、タコ、ツブなどで燻製などの加工品作りに励んでいる。ことしから八雲町情報交流物産館「丘の駅」で本格的に販売を開始。「商品として買ってもらえるのがうれしい」と笑顔を見せる。


掲載日:2014.11.10

資源回復に光 道昆振・北大など技術開発

セルロースを混ぜた胞子の散布(厚岸沖)

 コンブは北海道が誇る水産物の一つで、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を支える重要食材だ。ただ、道内生産は減少傾向で、平成19年以降2万トンを割り、昨年は過去最低の1万4000トン台まで落ち込んだ。加えて、だし系を中心に消費も鈍い。本特集では安定生産や消費拡大に向けた産・消費地各団体の主な取り組みを紹介する。


掲載日:2014.11.10

鹿部・道場水産 噴火湾産訴求へ たらこ燻製風味

たらこ、燻製両メーカーのコラボで誕生した「燻製たらこ」

 鹿部町のたらこメーカー・株式会社丸鮮道場水産(道場登社長、電話01372・7・2523)は、鹿部・噴火湾産を使った「燻製たらこ」を商品化した。岩見沢市の燻製メーカー「市川燻製屋本舗」と共同開発。新機軸のたらこで噴火湾産のおいしさを訴求していく。


掲載日:2014.11.10

いぶり噴火湾漁協 有珠地区も入札導入

 いぶり噴火湾漁協の伊達支所が今季から導入した入札は、10月下旬から有珠地区でも始まった。キロ283円でスタートした有珠は280円台後半で推移。伊達は6日に315円の最高値を付けている。


掲載日:2014.11.10

歌津のホタテ 地種耳づり再開

田の浦地区で再開した地種の耳づり

 宮城県北部の県漁協歌津支所管内で、大震災後初となるホタテ地場採苗貝(地種)の耳づりが進んでいる。震災後に種苗を地種から北海道産半成貝に切り替えたが、昨年の採苗で6人が耳づりを再開した。田の浦地区ではへい死が激減、成長も良好で拡大に期待がかかるが、人手不足がネックだ。


掲載日:2014.11.10

震災3年目からの水産加工業の復興と課題

 国産魚促進・水産加工機械資材協議会が主催する復興支援シンポジウム「震災3年目からの水産加工業の復興と課題」が10月31日、宮城県塩竈市の宮城県トラック協会塩釜輸送サービスセンター会議室で開かれた。水産加工や復興支援の専門家5人が復興活動や支援政策、助成計画、最先端研究による省力化対策への取り組み事例を紹介した。


掲載日:2014.11.10

渡島噴火湾 盛漁期入り

盛漁期の伸びに期待がかかる八雲町漁協の荷揚げ(5日、八雲漁港)

 北海道の秋サケは4日でようやく10万トン台に乗せた。日本海では終漁、釧勝地区では1日置きの操業に移っている漁協もあり日量は下降傾向。今季実績は10万トン台が濃厚になりつつあるが、今後の上積みは、根室海峡や日高、オホーツクの最終盤に加え、後期群が厚い胆振、噴火湾、道南の伸びが焦点となる。


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