今季も低調な出足となった秋サケの荷揚げ。今週のペースアップが焦点(11日、十勝港)
北海道の秋サケ定置漁は全地区が操業を開始し本格化した。出足は台風21号や胆振東部地震による停電の影響で生産、流通とも足踏みとなり、挽回に期待がかかる。昨年の凶漁、異常高騰で売り場が縮小し、今季の価格形成は手探り状態。浜値は低調な水揚げにも冷静に発進しているが、盛漁期に向かって今週からの日量水準に商戦の行方が懸かっている。