宮城県の志津川湾で7月、未利用のウニを有効活用、磯焼け防止にも資す一挙両得の先端技術展開事業が始まった。計画では、ロボット(ROV)と人工知能(AI)を駆使して通常の漁で採らない深い水深帯のウニを捕獲、陸上で給餌畜養して身入りを向上。さらに殻割りから内臓の除去まで一連の作業を自動化する機械を開発し、加工作業の人手不足解消も図る。