オホーツク海沿岸の毛ガニ漁は、15日解禁の宗谷管内を皮切りに開幕し、枝幸、雄武などで主体の大中がキロ4000円超で滑り出した。全道的に資源量が低下し、漁獲許容量が大幅に削減された品薄の環境下、高騰した昨年より500円以上の高値に付き、札幌市場など消費地では消流停滞の警戒感を強めている。