道総研さけ・ます内水面水産試験場と食品加工研究センターの両機関は、サケマス増養殖に使用する飼料の低コスト化に向けた共同研究を進めている。昨年度には原料の大豆粕を発酵処理することで、含有する栄養阻害成分の低減方法を見出した。今年度から3カ年の研究で、安価な大豆粕の配合率を高めた低魚粉飼料の実用化を目指す。