横浜町漁協所属の紀永丸(4.9トン)は、刺網に着業する半数以上の漁業者が浮子を使わない中、5ヒロ間隔で装着。極力網を立たせるように心掛けている。 船主の森川清孝さんと兄の末勝さんが、市場出荷後に同船で漁具・漁法を説明してくれた。網の構造は図の通り。 カレイは1はい8反、ヒラメは10反で8はい放す。目合いはカレイが3寸5分、ヒラメが6寸。網地はナイロンテグスでカレイが3号、ヒラメが2号。網色はグレー。浮子棚から足棚までのタチ(掛目)は35目。