高水温のため稚貝の本分散作業を順延していた渡島噴火湾では、9月後半から順次開始し、10月中旬の時点で大半の着業者が終盤を迎えている。地域差はあるものの成長が伸び悩み、各漁協とも一回り小さめ。数量に余裕がなく、漁協内で融通し合いながら昨年並みの量を確保できるよう進めている。