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新聞記事

宗谷毛ガニ終盤大中減少で小も漁獲

2022年04月25日

各漁家ではかご清掃など終漁に向けた作業も順次進めている(4月19日、宗谷港)


 宗谷漁協の毛ガニかご漁は今季も順調に許容漁獲量を消化している。ただ4月下旬近くから大中が減少し、4年ぶりに小も漁獲。毛ガニ部会の本間毅部会長は「大中が少なく、ノルマ消化を優先させるため小も獲ることにした」と話す。7隻が着業。許容量は147.7トン。1隻当たりは21.1トンで昨季に比べ約6トン増となった。流氷の影響を受け、3月20日以降に本格的な操業に入った。かごは水深60~90メートルに仕掛けた。本間部会長は「4月19日現在でノルマ消化率は96~97%」と説明。「20日からは海況が悪くなる。ノルマ達成は25日前後になる」と続ける。

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